TOTO、
ホワイトスネイク、
ザ・フーのドラマーとして活躍し、近年は
上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクトに参加するドラマーの
サイモン・フィリップス(Simon Phillips)が、1988年から続く自身のソロ・プロジェクト「プロトコル」シリーズの5年ぶり第5弾アルバム『プロトコル V』を3月2日(水)に発売します。
前作にも参加したアーネスト・ティブス(b)に加え、元
ジョン・マクラフリン・バンドの
オトマロ・ルイーズ(key)、
スティーヴ・ヴァイにも絶賛される期待の若手アレックス・シル(g)、
ロベン・フォードや
クリスチャン・スコットと共演し、ポストモダン・ジュークボックスにも参加しているジェイコブ・セスニー(sax)といった気鋭のミュージシャンが集結。熱いハード・フュージョン / ジャズ・ロックを披露しています。
アルバムに書いた全7曲の新曲についてフィリップスは「私は12歳の頃からツアーに出ていて、音楽理論について学ぶ機会がなかったので独学なんだよ。普段は作曲にキーボードを使っていて、頭に浮かんだものを書き留めている。作曲がメロディから始まる時もあれば、コード進行から始まる時もあるけれど、リズムから始まることはほとんどない。それでも時には意外なところから曲に繋がっていくこともあって、1曲目の〈ジャガナス〉のイントロはモーグ・シンセサイザーをいじっているうちに弾いた音をアルペジオで並べてできた曲なんだ」とコメントしています。
また、フィリップスは今月21日の米・ハリウッド公演を皮切りに新作を携えたツアーを開催します。
©Stephanie Cabral