ウィーン・フィルを初めて振ったことでも知られる女流指揮者、オーストラリア出身の
シモーネ・ヤング(Simone Young)。彼女が2005年から音楽総監督を務めるハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団と進めている
ブルックナーの交響曲初稿レコーディング・チクルス第4弾
『ブルックナー:交響曲第8番』(BVCC-10005〜6 税込2,940円)が8月26日に発売されます。
これまでにブルックナーの交響曲第2番、第3番「ワーグナー」、第4番「ロマンティック」をリリースしており、いずれも高い評価を得ています。
この4作目は、ブルックナーの最高傑作として人気の高い交響曲第8番。その第1稿(初稿)は1887年に完成しましたが、信頼する指揮者レーヴィから演奏を拒否されたため、ブルックナーは意気消沈してしまったといわれています。第2稿は1892年にH.リヒター指揮ウィーン・フィルにより初演され、大成功を収めました。しかし第1稿にはブルックナーの当初の意思が反映した新鮮な魅力があり、近年再評価が著しく進んでいてます。
今作では、その第1稿の魅力とともに、シモーネ・ヤングがハンブルク・フィルをフルに鳴らした圧巻な演奏を味わうことができます。
※8月26日発売
シモーネ・ヤング指揮ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
『ブルックナー:交響曲第8番』(BVCC-10005〜6 税込2,940円/SA-CDハイブリッド)
[録音]
2008年12月14、15日 ハンブルク、ライスハレ(旧称ムジークハレ)でのライヴ録音