シニード・オコナー 2004/11/26掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
昨年8月に音楽業界からの引退を発表した、魂を揺さぶる声を持つ女性シンガー・ソングライター、
シニード・オコナー。有終の美を飾るベスト・アルバムも昨年に発売されてしまったので、これでもう音楽とは無縁な世界へと旅立ってしまったと誰しも思ったはず。……ですが、どうやら彼女が到着した場所は、音楽とは完全に無縁の世界ではなかった模様なのです!
彼女はその名を新たにMarie Bernadette O'Connorへと改名し、地元アイルランドのグレゴリアン・チャント・グループ“Monks Of Glenstal Abbey”らと共同で、グレゴリアン・チャント・アルバム『Biscantorat』を制作。もともとアイリッシュ・トラッドのカヴァー集『永遠(とわ)の魂(うた)〜シャン・ノース・ヌア』(写真)を発表するなど、ルーツ音楽に事あるごとに関わってきた彼女ですが、今回は修道院で何百年もの間に歌い継がれてきたグレゴリアン・チャント(グレゴリオ聖歌)に挑戦。聴く人の心に直接訴えかかけるような彼女の歌声にグレゴリアン・チャントは合っているかと思いますので、日々癒されたいと願っているような方は是非ともご注目を! アルバムはUKにて11月29日にリリースされる予定です。
●MONKS OF GLENSTAL ABBEY『Biscantorat』
1. Veni, Veni, Emmanuel! Jubilate Deo omnis terra
2. The Coventry Carol
3. Veni, Veni, Emmanuel!
4. The Darkest Midnight
5. Gloria in Excelsis Deo - More Ambrosiano
6. Gloria in Excelsis Deo - More Ambrosiano
7. Puer Natus in Bethlehem
8. Three Sonnets to Mary of the Rosary
9. Salve Regina
10. Regina Cali
11. Alleluia ? O Virga Mediatrix
12. The Seven Rejoices of Mary
13. The Holy Spirit is the Air we Breathe
14. The Beatitudes
15. Victimae Paschali Laudes
16. Kyrie Eleison
17. Pater Noster
18. Viri Galilai
19. Jerusalem the Golden
20. Nil Desperandum
21. Spiritus Sanctus