ゲオルグ・ショルティ 2007/06/05掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
1997年に死去した指揮者、
サー・ゲオルグ・ショルティの最後のコンサートを収めたCDがリリースされることになりました。『ショルティ・ラスト・コンサート』(写真)と題され、
日本盤(UCCD-1192 税込\2,500)は7月25日の発売予定です。
これは、ショルティの死から10年を迎えたことに対する特別企画。97年7月13日、スイスのチューリッヒにて行なわれた、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団との演奏をライヴ・レコーディングしたものです。演目は
マーラーの「交響曲第5番嬰ハ短調」。彼がはじめてオーケストラをレコーディングしたのがチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、また、長年にわたり活動を共にした
シカゴ交響楽団との初録音曲がこのマーラーの5番と、何かと因縁めいたものを感じさせる音源です。クラシック・ファンはご注目を。
なお同日には、ショルティが指揮を担当した1981年制作の
『フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」』のDVD(UCBG-1214 税込\6,500)も日本発売。コチラもあわせてどうぞ。
●『ショルティ・ラスト・コンサート』収録曲
・マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
<演奏>
ゲオルグ・ショルティ指揮
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
録音:97年7月13日