サイモン・ラトル(Simon Rattle)指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の最新録音
『マーラー:交響曲第2番「復活」』(TOCE-90181 税込2,800円)が2月2日に日本先行リリースされます!
マーラーの生誕150年(2010年7月7日)と死去100年(2011年5月18日)という2つの節目を記念して、ベルリン・フィルは2010年8月から2011年末まで、マーラーの全交響曲を演奏するマラソン公演を敢行中。
本作は、2010年10月28日〜30日にかけてベルリン・フィルハーモニーにて行なわれた公演のライヴ録音。ソリストは
ケイト・ロイヤル(S)と
マグダレーナ・コジェナー(Ms)です。
マーラーの交響曲は、ラトルのキャリアにおいて、大切なテーマの一つとなっています。とくに第2番に対する特別な思いを、ラトルは次のように語っています。
「マーラーの交響曲第2番は、12歳のときにジョージ・ハースト指揮の生演奏を耳にして、指揮をやってみようという気に初めてさせてくれた曲です。マーラーは世界のすべてをひとつの交響曲のなかに詰めこもうと試み、この世界では、無名の英雄たちの死から、美と恐怖が共存する人生の記憶、そして最後の復活と救済までが巡りまわっています。おびただしい演奏者が集う広大なキャンバス上に描かれ、わたしにとっては、あらゆるオーケストラ作品の中で最も心揺さぶられる作品のひとつです」 ラトルは91年のバーミンガムのシンフォニー・ホール公式落成式でも、98年にバーミンガム市交響楽団を離れる際の“お別れ”コンサートでも、マーラーの交響曲第2番を取り上げています。また、ラトルがまだ英国王立音楽院の学生だった18歳の時に、自ら演奏者をかき集めて演奏したという思い出深い曲でもあるのです。
マーラーのアニバーサリー・イヤーを代表する名盤の誕生、ぜひお聴き逃しなく!
※2月2日発売
サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
『マーラー:交響曲第2番「復活」』(TOCE-90181 税込2,800円/HQCD仕様)
[演奏者]
サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ケイト・ロイヤル(S)マグダレーナ・コジェナー(Ms)
ベルリン放送合唱団
[録音]
2010年10月28〜30日 ベルリン・フィルハーモニー