福岡DRUM LOGOS公演を皮切りに、初のワンマン・ソロ・ツアーをスタートさせた
SKY-HI(
AAA /
日高光啓)。2月27日(水)に行なわれたZepp DiverCity Tokyo公演でファイナルを迎えました!
タイトル“THE 1st FLIGHT”にちなみ、開演直前は客室添乗員をコミカルに模した影アナで客席を和ませつつ(SKY-HIの母親が喋っていたという、まさかのオチ!)、ライヴが始まると、1曲目からいきなり未発表楽曲「Independence」へ! ソロ・アーティストとしての意気込みを高らかに宣言した後、昨年自身が主宰したコンピレーション・アルバム
『FLOATIN' LAB』収録曲や、他アーティストに客演した楽曲などを次々と畳みかけ、みるみるうちに会場をヒートアップさせていく。
中盤に差し掛かかると、バックダンサーも登場。SKY-HI自身もきっちり踊りながらラップするという、AAAのメンバーであるSKY-HIならではのスタイルで客席をタイトに魅了。さらに、「これから通常のヒップホップのライヴでは観られないような光景が繰り広げられるけど……」と宣言すると、ピアノの弾き語りや風刺ネタラップ、そしてイトーヨーカドーWEBチラシのTVCMで話題となった“いってみヨーカドー”高速ラップと、圧巻のステージを展開!
……その直後のMCでは一転、AAAへの想いや、ヒップホップに対する愛情を語りながらも、二足のわらじを履くことでかつて抱いていた葛藤や、その状況をもヒップホップが救ってくれたことを吐露するSKY-HI。シリアスな語り口からアカペラで新曲へ、会場の雰囲気を一気に引き締めると、終盤はアッパー・チューンを畳みかけラスト・スパート! 集まった2,000人の観客をさらなる高みへと誘いました。
そして、アンコールでは、2月20日にソロ・デビューを果たしたばかりの
KEITA(
w-inds.)が登場! 話題の配信限定コラボ曲「Slide‘n’Step -Extended Mix-feat. SKY-HI(AAA)」を初披露すると、会場のテンションは最高潮に。
ヒップホップへの愛情、リスペクトをしっかりと根底に持ちながら、ウィットに富んだ演出や変幻自在のパフォーマンスで唯一無二のステージを繰り広げたSKY-HI。昨年末には「WOOFIN' AWARD 2012」ラッパー部門を受賞するなど、シーンにおいて着実にその地位を確立、次なる動きにも注目が集まっています。