スレイヤー 2006/06/07掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
いつの時代もアグレッシヴかつエクストリームなヘヴィ・メタルを提示する
スレイヤーが、いよいよ新作をリリースすることになりました。タイトルや収録曲などの詳細は不明ですが、彼らのアルバムは2001年の
『ゴッド・ヘイツ・アス・オール』(写真)以来、約5年ぶり。プロデューサーは
リンキン・パークや
ヴェルヴェット・リヴォルヴァーを手掛けたジョシュ・エイブラハム、
リック・ルービンがエグゼクティヴ・プロデューサーとして迎えられています。
注目のひとつは、デイヴ・ロンバート(ドラムス)が復帰し、オリジナル・ラインアップによる作品になったこと。ロンバートがスレイヤーのアルバムでプレイするのは90年の
『シーズンズ・イン・ジ・アビス』以来。あの人間業とは思えない超人的なドラミングが、再びスレイヤーの一部として聴けることを嬉しく思うファンも多いことでしょう。
アルバムの内容について、MTV.comのインタビューに応えたトム・アラヤ(ベース、ヴォーカル)は「速いぜ。恐らくこれまで俺達が演ってきたどんなモノよりも速い。誰もガッカリさせたりしない。コイツはブルータルになる」と語っています。バンドの
公式HPでは、これまでリフのループのみ公開されていた1stシングル「Cult」のフル試聴が2006年6月6日からスタート。アラヤの言葉を確かめるべく、ファンはチェックしてみてください。
新作の発売は、
国内盤(WPCR-12366 税込\2,580)が7月26日、US盤が7月25日の予定。バンドはアラヤの胆嚢手術の影響で延期していた“Unholy Alliance Tour”を6月15日から米国ニュージャージーでスタート。そして10月には、いよいよ“LOUD PARK '06”フェスティヴァルで
来日します。