スヌープ・ドッグから突然の改名、レゲエ・アーティストへの転身と、音楽業界を揺るがす衝撃の発表をした
スヌープ・ライオン(Snoop Lion)によるアルバム
『スヌープ・ドッグ / ロード・トゥ・ライオン』が4月24日(水)に発売。続く7月27日(土)には同名のドキュメンタリー映画が東京「渋谷シネマライズ」にて公開されることも決定し話題となる中、全世界同時にアルバム全曲の先行フル試聴(
smarturl.it/ReincarnatedStream)がスタートしました。
“スヌープ・ドッグ”と“スヌープ・ライオン”の違いについて、本人は「大きな違いがあるよ。スヌープ・ドッグはギャングスター・ラッパーでハードコアだ。堂々と自分の意見を言って、自分のやり方以外従わない。スヌープ・ライオンはもっと理解力があり、賢く、リーダーやメンターになり得る。ポジティヴな音楽をやって、平和を推進して、それを音楽に反映しているんだ」とか。
今回のアルバムがルーツ・レゲエ寄りの仕上がりになった理由は、「(プロデューサーの)
ディプロはアップテンポのレゲエ、ダンスホールを作りたがっていた。でも、俺は反対した。俺はルーツ・レゲエでストーリーを語りたかったからね。きちんと(レゲエの)始まりに立ち戻るのが大事だと考えていた。そうでなければ“ボブ・マーリーの生まれ変わり”としてウソになる。
ボブ・マーリーがいま生きていたら、こういうアルバムを作っていたはずだ。ダンスホールもそのうちやるかも知れないけれど、まずルーツにこだわりたかった」とのこと。
なお、自身が語る“ボブ・マーリーの生まれ変わり”ということについては「俺は、誰かに自分が何者か認めてもらわなくて構わない。俺はボブ・マーリーの生まれ変わりだ。ほかの人がどう思おうが関係ないし、あれこれ意見を言われる筋合いもない。だって、俺はみんなのためではなくて、自分のためにやっていることだから。第一さ、ボブ・マーリーの家族が受け入れてくれているんだから、それ以上望まなくていいだろ。彼の息子たちも奥さんも俺を温かく受け入れてくれた。まるで、家族の一員みたいに両手を広げて受け入れてくれたんだよ。もし、彼らが“それはクールじゃない”とか、“ウソっぱちだ”とか言ったら問題があるだろうけどさ。俺は、ボブ・マーリーに似ている。類似点は本当にたくさんあるんだ。彼らも同じように言ってくれた。俺はいま、やるべきことをやっているんだよ」。
ボブ・マーリーに対する憧憬、天才ラッパーならではのセンス、そして自分を変えたいという欲求が、
メジャー・レイザ―を中心にしたレゲエを熟知した職人たちのサポートを得て出来た今回のレゲエ・アルバム。スヌープの呼びかけにより
クリス・ブラウンや
リタ・オラ、
エイコン、
T.I.、
バスタ・ライムスなど豪華アーティストも参加し、より深い彩を加えています!