英カンタベリー・ミュージックの源流となった名バンド、ソフト・マシーン（The Soft Machine）の通算8作目にあたるアルバム『バンドルズ（Bundles）』（写真）がリマスター盤として復刻されます。

　オリジナルは1975年リリース。メンバーの相次ぐ脱退 / 加入によってサウンドもアルバム毎に変化を続けた彼らが、超絶技巧のギタリスト、アラン・ホールズワースの参加でフュージョン路線へと一大転換を図った作品。アランの饒舌なソロ・プレイを十二分にフィーチャーしており、またそれだけのプレイを浮かせることのないカール・ジェンキンスやマイク・ラトリッジなどの音楽的フレイムの強固さにも注目の一作です。

　およそ15年ぶりの再CD化となる今回の再発は、チェリー・レッド傘下の再発専門レーベルのEsoteric Recordingsによる企画。オリジナル・マスターテープからの最新デジタル・リマスタリング音源の採用、またオリジナル・アートワークの再現が特徴です。発売は英国にて5月31日。ファン待望の復刻、このチャンスを逃さずに！