8月7日(水)に発売される、
サザンオールスターズのニュー・シングル
「ピースとハイライト」。フォルクスワーゲン「New Golf」CMソング「ピースとハイライト」、「三井住友銀行」CMソングとして来週15日からオンエアされる「栄光の男」、メンバーの
原 由子が詞を書き、ヴォーカルも担当する「人生の散歩道」に続き、本作へ収録される全4曲のうち、明かされていなかった最後の1曲が、映画『永遠の0』(12月21日[土]全国東宝系ロードショー、原作:
百田尚樹、監督・VFX:
山崎 貴、出演:
岡田准一 /
三浦春馬 /
井上真央)の主題歌として書き下ろされた「蛍」であることが発表されました。
映画制作サイドから熱烈なオファーを受けるとともに、制作途中段階の映画を観た
桑田佳祐がその内容に強く共感し、書き下ろされた「蛍」。『永遠の0』という作品に寄り添いつつも、決して戦争の時代だけに限らず、普遍的な平和への祈りを歌った、美しく壮大なバラードとなっています。……ちなみに、サザンが映画の主題歌を提供するのは、桑田自身が監督をつとめた映画『稲村ジェーン』(「真夏の果実」)以来となり、実に23年ぶりとか。
<桑田佳祐からのコメント>
「“家族のために必ず生きて帰る。それこそが愛ではないか。”そう信じ、“待っている人がいる”ことそのものが生きる力となり、生きる原動力となっている。現代を生きる私たちにも通ずる、そんな主人公宮部久蔵の姿に非常に大きな感動をいただきました。この映画の中に流れている“平和への祈り”のようなメッセージを、私なりに音楽という形を通じて、多くの方々に伝わっていくためのお手伝いが、少しでも出来ればと思っております。そして、この映画が大成功されることを心よりお祈り申し上げます」
<山崎 貴監督からのコメント>
――主題歌アーティストがサザンオールスターズに決まったことについて。
「伝説のグループ“サザン”が、復活そうそう僕たちの映画の主題歌をやっていただけるということに大変興奮しています。早くみんなに自慢したかったのですが、今日までは封印して来ました。やっと言えます(笑)」
――主題歌「蛍」を聴いて感じたこと。
「切なさの中に希望や覚悟が内包されている素晴らしい楽曲だと思いました。映画本篇に続けてこの曲を聴いたとき、何か“救われた”という想いがあふれてきました。画面には雲が映っていましたが、そのどこかで宮部さんが微笑んだような気がしたのです。この曲が観客の胸のさらに奥深い場所に映画のメッセージを届けてくれるであろうと思います」