カメラ=万年筆としての活動をはじめ、
スカート(澤部渡)や
KID FRESINO、
ムーンライダーズのライヴサポートなどを行なっている福島県浪江町出身のミュージシャン、佐藤優介のソロ・プロジェクト“
想像力の血”が、4月16日(水)に1stアルバム『物語を終わりにしよう』を配信リリースしています。
2024年11月にSNS上にて佐藤優介からの改名と『物語を終わりにしよう』のリリースを予告し、翌月にムーンライダーズの
鈴木慶一をゲストヴォーカルに迎えた先行配信シングル「Quaggi」を発表して話題を呼んだ“想像力の血”。本アルバム『物語を終わりにしよう』では、自身が作詞、作・編曲、アコースティックギター、シンセサイザー、ヴォーカルを担当したほか、岡田紫苑、鈴木慶一、佐藤奈々子をヴォーカルにフィーチャー。
イトケン、
岡田徹、佐久間裕太、澤部渡、
四家卯大、
シマダボーイ、
シンリズム、
Daniel Kwon(ダニエル・クオン)、西田修大、森達哉からなる親交の厚いミュージシャンが多数参加していています。
本作は愛嬌のあるメロディと壮大なストリングスの波が押し寄せる「◯◯空洞説」からスタート。ドリーミーでどこかアンニュイな空気をまとった「ゴーストタウンの町長さん」、ニューウェイヴを彷彿とさせるシンセサウンドを織り込んだ「ataraxia」、ゲストヴォーカルに岡田紫苑と今は亡き岡田徹(ムーンライダーズ)が参加した「ふたつのアリア」、サラウンド感あふれるノイズが心地良い「着いてすぐ帰ることを考える観光客」、ホーリーでストレンジムード漂う「Ide」へと続き、爆速ブラスト・ビートが荒れ狂うカオティックナンバー「こんな仕事はこれで終わり」、澤部渡がサックスで参加した「EL TOPO」を経て、幻想的なバラード「そして音楽はつづく」でラストを飾ります。
このほか、先行シングル「Quaggi」や、佐藤優介名義でリリースした「反時代ゲーム」「UTOPIA」の別ヴァーションも加えた、バラエティに富んだ全12曲を収録。自身が設立したレーベル〈想像力の血〉からのリリースとなります。