公開3日間での興行収入が31億円を突破し、シリーズ歴代1位のロケットスタートを切った劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』ですが、主題歌も好調のようです。
主題歌は
スピッツの「
美しい鰭」。3年10ヵ月ぶりとなるCDシングルの表題曲で、映画のために書き下ろされた新曲。4月10日0:00の先行配信と共に、フル・サイズが解禁されるや、それまでサビの一部しか公開されていなかった本曲は、初めて全貌が明らかになったことによりSNSで大バズり。スピッツ関連のワードが丸2日トレンドに入り続けるほどの賑わいを見せました。
初日から各種チャートも好調で、映画の公開後さらに上昇を続け、数多くの音楽配信サービスで上位にチャートイン。累計19のカテゴリーで1位を獲得しています。
スピッツは1991年にデビューし各年代で数々のヒット曲を生み出してきました。今年デビュー33年目のロック・バンドがストリーミングチャート上位に君臨する姿は実に快事です。もちろんパッケージの売れ行きも好調で、映画を観終わった方々がCDを買い求めて品薄状態のショップが続出している模様。
SNS上では、「美しい鰭があまりにも灰原哀で泣いた」「これだけ映画にマッチする曲はないんじゃないか」「歌詞の解釈が聴くたびにどんどん変化していく本当に凄い曲」「何回もリピートしながら帰ってます」「コナン×スピッツを実現させてくれた神に感謝」「映画館で聴いてびっくりした。コナンや私たちがゆっくり日常に戻っていくのを見守っているような曲だった」と、コナンファンにも大きな反響をもたらしています。
久々の新作リリースを最高の形でスタートし、映画同様まだまだ好調が続きそうなスピッツですが、5月17日(水)には3年半ぶりのオリジナル・アルバム『
ひみつスタジオ』をリリース。6月3日(土)からはその最新アルバムを携えての全国ツアー〈SPITZ JAMBOREE TOUR ’23-’24 “HIMITSU STUDIO”〉をスタートさせます。