セイント・ヴィンセント 2011/09/29掲載(Last Update:12/01/24 18:11)
前作『アクター』が世界中で高い評価を得たUSインディ界の歌姫、
セイント・ヴィンセント(St.Vincent)ことアニー・クラーク。
ザ・ポリフォニック・スプリーや
スフィアン・スティーヴンスのツアー・メンバーとして活動を開始し、ソロ・キャリアをスタートさせてからの過去2作によって、すでにUSインディ・ファンから絶大な支持を得ている彼女が、2年ぶりとなる待望の3rdアルバム
『ストレンジ・マーシー(Strange Mercy)』(BGJ-19290 税込2,490円)を11月23日にリリースします。
ベックの“レコード・クラブ”への参加や、
アーケイド・ファイア、
グリズリー・ベアの前座に抜擢されるなど、アーティストからも絶大なる信頼を得ているセイント・ヴィンセント。本作リリース前よりブレイクが確実視されていましたが、先行リリースされた海外ではすでにものすごい反響が! 「SPIN」誌や「Rader」誌では堂々と表紙を飾り、レビューでは「Observer」紙が5点満点、辛口音楽サイト「Pitchfork」でも 10点満点中9.0点をつけるなど高評価を獲得しています。
おもちゃ箱をひっくり返したようなこれまでのサウンドを継承しつつも、よりポップ方面に舵を切り開放感溢れる作品となった本作。楽器の有機的なアンサンブルとセイント・ヴィンセントの美しい歌声が融合した傑出した出来となっています。
さらに本作を引っ提げて、ソロとしては初の来日公演も決定! 来年1月10日(火)東京・渋谷 DUO Music Exchangeのみの、完売必須の一夜限りの公演となっています。アルバムと共にこちらも要チェックです。