本作は、自身のユニット“ブラックアウト”名義としては、〈グラミー賞〉コンテンポラリー・ジャズ・アルバム部門にノミネートされた『ウルバヌス』以来9年ぶりとなるニュー・アルバム。参加メンバーには、ロバート・グラスパー・エクスペリメントでも知られるケイシー・ベンジャミン(sax, vocoder)らこれまでも活動を共にしてきたメンバーに加えて、若手No.1の呼び声も高いジャズ・フルート奏者エレーナ・ピンダーヒューズ、(U)nityのメンバーとして来日歴もあり、現在はカマシ・ワシントンとも共演するジョシュア・クランブリー(b)、マイク・モレーノ(g)らフレッシュなメンバーが加わり、エネルギッシュな演奏を披露しています。アルバムには、R&Bシンガーのジーン・ベイラーを迎えたソウル・チューン「Let’s Take A Trip To The Sky」、ホレス・シルヴァーのカヴァー「Cape Verdean Blues」など全9曲を収録。ソウル・ミュージックとジャズが融合したアルバムとなっています。
[収録曲] 01. Dat Dere 02. Chasin’ Kendall 03. Let’s Take A Trip To The Sky 04. Cape Verdean Blues 05. Go 06. Song of Samson 07. Throw It Away 08. Now 09. Gone Too Soon