日本の90年代ダンスミュージック・シーンにおけるマスターピース「
CAN'T UNDO THIS!!」を、avexの次世代アーティスト、
Beverly、
FAKY、
FEMM、
lol -エルオーエル-、
Yup’in、
安斉かれんらが“REVIVE ’EM ALL 2020”名義でリバイバル(新たな解釈でカヴァー)した「CAN'T STOP THIS!!」。
今作は、Twitter世界トレンドで3位、春ドラマ満足度ナンバーワンを獲得するなど、話題沸騰中のテレビ朝日×ABEMA共同制作ドラマ「M 愛すべき人がいて」の挿入歌となっています。同ドラマの第5話から、リミキサー名を明かさずに先行オンエアされていたリミックスに関しても、その作者が誰なのか?が、既にSNS上で話題となっていました。
そして、6月27日に、世界的DJ / プロデューサーである
スティーヴ・アオキがリミックスした音源であることが正式に発表されました。ここ数年、日本でもファッションを起点に「90年代リバイバル」がキーワードとなっており、世界的にもリバイバル・カルチャーに注目が集まっています。原曲「CAN’T UNDO THIS!!」は、90年代当時、テクノの本場ヨーロッパのプロデューサーが制作したと思われていたことが多かったものの、実は、日本で制作されていたというのは有名なエピソード。その仕掛け人こそ“max matsuura”であり、再びプロデュースの指揮を取ったのが今作です。
リミックスにも採用されている「Don’t Stop The Music(音楽を止めるな)!!」というサビには、音楽を愛する一人の人間としての強い想いが綴られており、「リバイバル」というキーワードには、以下のメッセージも込められています。
[各参加アーティストのSNSより]“REVIVAL”には「復活・再生・回復」という意味があります。
世界が“REVIVE”できますように……
Don't Stop The Music(音楽を止めさせない)
#踊れる未来へ そんな想いを持った“max matsuura”が、直接、リミックスをオファーしたのが、かねてより親交の深かったスティーヴ・アオキ。世界中の音楽フェスティバルやクラブを渡り歩き、オリジナル音源をリリースすれば〈グラミー賞〉にノミネートされること2回、名実ともに世界のトップDJでありプロデューサーの一人です。そんなスティーヴ・アオキも、このオファーを快諾。2人が、リモートでコミュニケーションを取りながら、この作品が完成しました。
年間に250公演を超える時もあるスティーヴ・アオキらしいフロアをロックするサウンドは、まさに“踊れる未来”を体現する仕上がり。日本では誰もが一度は耳にしたことのある“ダンダンダン・ダダダ・ダンダンダン・フゥー”というシンボリックなイントロとスティーヴ・アオキ独自のサウンドロゴの共演で幕をあける「CAN'T STOP THIS!! - Steve Aoki Remix」は、時代やあらゆるボーダーやリミットを超越する力を持つ音楽で未来を切り開くという意志を感じさせる力強い作品となっています。 暗いニュースが溢れる“今”だからこそ、音楽にできることがあるのかも知れない。
なお「CAN'T STOP THIS!! -Steve Aoki Remix-」は、7月1日(水)より配信リリースされます。
[スティーヴ・アオキ コメント]――今回のオリジナル楽曲の印象(初めてmax matsuuraがこの楽曲を共有してくれた時思ったこと)
シンセ、ヴォーカル、スタイルなど、数十年前に作られた傑作が原曲となっているユニークな楽曲だと感じたよ。
それらの要素をリミックスをする際に残しておきたいとも思った。
数十年前のJ-Pop楽曲をリバイヴするアイデアも、面白い。
クラシックな楽曲を、僕がどのようにリミックスしたのか?是非、皆んなの耳で確かめて欲しいよ!――今回のリミックスについてDJがフロアで流したくなるような、クラブ寄りのサウンドを意識してリミックスしたんだ。
原曲ならではのユニークな要素をいくつかフックアップしつつ、ドロップは今の時代に相応しいサウンドになるようにこだわった。
世界中にいるDJ誰しもが、スマッシュヒットだと思えるリミックスに仕上がったと思うよ! ――日本のファンに一言いつも、応援してくれてありがとう!
僕は素晴らしいファンに恵まれていると思う。
日本を訪れるたび、イベント・駅や空港なんかで出会う皆んなの顔が僕の励みなんだ。
その愛と情熱、そして、僕の音楽に対するサポートにはいつも感謝している。
だからこそ、僕は、日本のコンテンツをもっともっとフックアップしようとしてる。
今回の案件を僕に託してくれたmax(matsuura)をはじめ、このプロジェクトに携われたことを光栄に思ってるよ。
多くの人がこの曲を聴いて、素晴らしい日本の人々と文化のことを考えてくれるといいな。この曲は、そんな日本の素晴らしいファンに捧げるよ!