スティーヴィー・レイ・ヴォーン＆ジミー・ヴォーン、ローリング・ストーンズのロン・ウッド＆ボ・ディドリーをはじめ、ドクター・ジョン、ウィリー・ディクソン、アルバート・コリンズ、ビリー・プレストン、エディ・フロイド、スティーヴ・クロッパー＆ドナルド・ダック・ダン、エディ・フロイド、カーラ・トーマス、サム・ムーア……。錚々たるソウル / ブルース・ミュージシャンが集った、プレミア・コンサートが初めてDVD化。『セレブレーション・オブ・ブルース＆ソウル feat. スティーヴィー・レイ・ヴォーン』（YMBA-10509 3,500円 + 税）は4月23日（水）の発売です。

　本作は、1989年にブッシュ大統領が誕生した際に催されたスペシャル・コンサートを収録したもの。ユニークな組み合わせが数多く実現しており、ビリー・プレストンがサポートするパーシー・スレッジの「男が女を愛する時」、ドクター・ジョンの「ライト・プレイス・ロング・タイム」、ウィリー・ディクソンとアルバート・コリンズが聴かせる「フーチー・クーチー・マン」、ウィリー・ディクソンとロン・ウッドがバックアップするココ・テイラーの「ワン・ダン・ドゥードゥル」。そして日本での共演も実現したボ・ディドリー＆ロン・ウッドの「ヘイ・ボ・ディドリー」と、前半だけでもかなりの盛り上がりを見せる。

　後半に入るとスタックス / ヴォルトの黄金時代を支えたスティーヴ・クロッパーとドナルド・ダック・ダンが登場。強力なバンドをバックにカーラ・トーマスとビリー・プレストンの「僕のベイビーに何か？」、エディ・フロイドの「ノック・オン・ウッド」、サム・ムーアの「ソウル・マン」など、ソウルの名曲が続く。フィナーレにはスティーヴィー・レイ・ヴォーン＆ダブル・トラブルが登場。スティーヴィーの兄ジミー・ヴォーンをゲストに「テキサス・フラッド」、レイ・ヴォーン版「迷信」で大いに盛り上がり、ラストはギター・インストのキラー・チューン「スカットル・バッティン」でクライマックスを迎える。ブルース / ソウル・ファン必見の一本です。