シングル
「はじまりの日 feat.Mummy-D」で新境地を見せた
スガ シカオ。12月7日に〈Senshukai presents スガ シカオ JAPAN-UK サーキット〉の初日であるロンドン、ICAにて初の海外公演を行ないました!
この日、会場のICA(Institution of Contemporary Arts)は、日本から駆けつけたファンに加え、多くの現地オーディエンスで満杯。開演時間が近づくにつれ、徐々に会場の緊張感と期待感が上がっていく……。そして「19才」のイントロにのせてスガ シカオが登場! 「HELLO LONDON! お待たせ!! 今日は最高の夜にしようぜ! Are You Ready?」の第一声とともに会場から大歓声が湧き上がる!
オーディエンスをさらに煽るかのように「ストーリー」のスネアのタイトなイントロが響けば、続く「正義の味方」のファンキーなグルーヴも絶品。バンド・ヴァージョンの「黄金の月」、「夕立ち」では歌をじっくりと聴かせながら心地よい空間を作り出していく。
「ロンドンは初めましてなんですけど。実は『METRO』(ロンドンではメジャーなフリーペーパー)っていうフリーペーパーに載っています。何て書いてあるかって言うと……“JAPANESE POPS SUPER STAR”……って誰(笑)? クラブのりの曲やりますので聴いて下さい」とMCを挟んで、「Loveless」「13階のエレベーター」と、〈FUNK FIRE〉ツアーでもお馴染みとなったエレクトロ・サウンドで、ライヴハウスをダンスフロアへ!
ビートの余韻の中、「青空」のギター・サウンドではオーディエンスを曲の世界へグッと引き込み、一転してアコースティック・ギター1本の弾き語りで「きまぐれ」「愛について」を披露。曲が終わるとひときわ大きな歓声と拍手が湧き起こり、再びバンドとともに「春夏秋冬」、ニュー・ライヴ・アレンジでの「アシンメトリー」。
「メンバー紹介します! みんな時差ボケです! そんなメンバーでお送りしています! Here We Go!」とセッションでメンバー紹介、「Party People」へと流れ、ライヴは後半戦へと突入。「FUNKAHOLiC」から「俺たちファンクファイヤー」「Fire」のメドレーと怒涛のファンク&パーティー・タイム! フロアも十分に温まったところで、エレクトロ×ロック・ヴァージョンの「奇跡」から「Thank You」でオーディエンスは最高潮へと達し、本編は終了。
本編が終了すると、会場には割れんばかりのアンコールの拍手! そして、待望のアンコール1曲目は、重厚なエレキ・ギターのリフからロック・バラード「Progress」。「今日は本当にありがとうございました! We had a Great Time,Thank You!! I'll Be Back Soon!!」「それじゃ、もうちょっとだけお付き合い下さい!」と語り、アンコール2曲目は〈FUNK FIRE〉ツアー・アンサンブルによる「ドキドキしちゃう」、そしてロンドン公演ラストを「午後のパレード」で迎えました。
海外初公演とは思えない堂々たるパフォーマンス、約2時間弱に及ぶロンドン初公演が華々しく幕を下ろしたこの瞬間。「ロンドン最高!!」「Thank You! See You Next Time!!」この日がまさに、スガ シカオにとってかねてからの夢だった、海外公演への「はじまりの日」に!
2010年には、春にシネマライズなどにて公開が決定している江國香織・原作の映画『スイートリトルライズ』の主題歌として、新曲「雨あがりの朝に」が決定しているスガ シカオ。チェックは欠かさずに!