1980年当時、ファースト・コール・ミュージシャンとして押しも押されもせぬ人気を誇ったギタリスト、
杉本喜代志が
マーカス・ミラーと
オマー・ハキムを迎えて制作したアルバム
『ワン・モア』(COCB-54064 税込2,520円)が6月26日に発売されます。
8月末から9月にかけて来日公演が決定しているジャズ・ベーシスト、マーカス・ミラーが、オマー・ハキム(ds)とともに
渡辺香津美の『TO CHI KA』ツアー参加のため来日していたときに声をかけ、1980年11月に録音されたこのアルバムは、マーカスとオマーの最強のコンビネーションから繰り出されるグルーヴに、杉本の練達のギターが重なる名盤としてマニアの間では長い間人気の一枚でした。収録曲はすべて杉本のオリジナル。レコーディングで初めて顔を会わせたというメンバーの、ミュージシャンシップが存分に味わえる作品の待望の初CD化です。
また、『ワン・モア』は日本の貴重なジャズ / クロスオーヴァー作品を発掘し続ける、好評の“Dig Deep Columbia”シリーズの一枚として発売され、このほかにもギタリストの
増尾好秋がニューヨークのミュージシャンたちと組んだ
マンハッタン・ブレイズの
『ヴィーナスの瞳[+1]』(COCB-54065 税込2,520円)、ライト・メロウの傑作として再評価される
ソウル・メディアの
『メモリー・レーン』(COCB-54066 税込2,520円)、日本を代表するブラジリアン・フュージョン・バンド、
スピック&スパンのファーストで
向井滋春が参加した唯一のアルバム
『ザ・スピック&スパン』(COCB-54067 税込2,520円)とエグベルト・ジスモンチがゲスト参加した
『サルヴァドール』(COCB-54068 税込2,520円)、劇伴等でコンポーザー / アレンジャーとしての評価も高いスタジオ・ミュージシャン、荒川達彦が率いる
荒川バンドのファースト・アルバム
『レナ』(COCB-54069 税込2,520円)が同時発売されます。