今年デビュー15周年を迎え、年末には『第73回NHK紅白歌合戦』に出場することが決定している
Superflyが、2023年1月13日(金)より公開となる映画『イチケイのカラス』の主題歌を担当。本作のために新曲「Farewell」を書き下ろしました。あわせて、主題歌をのせた映画の最新予告映像がYouTubeにて公開されています。
講談社『モーニング』で連載された同名コミックを原作に、2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠にて放送された連続ドラマ『イチケイのカラス』。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称: イチケイ)を舞台とする、日本の民放連続ドラマ史上初めて刑事裁判官を主人公にした新しい切り口と、真実をつかもうとする中で見える切ない人間ドラマが視聴者の心を掴み、平均世帯視聴率12.6%という令和“月9”No.1の高視聴率を獲得した『イチケイのカラス』が、映画となって帰ってきます。
メガフォンをとるのは、大ヒット映画『
コンフィデンスマンJP』シリーズはじめ、数々のヒット作をコミカルかつ心温まるヒューマンストーリーで手掛ける
田中亮監督、そして、脚本には映画『
プラチナデータ』やドラマ『
絶対零度』シリーズを手掛ける浜田秀哉。2人がドラマから引き続きタッグを組んでいます。
また、自由奔放で型破りな裁判官・入間みちお(
竹野内豊)と、みちおとは対照的に超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(
黒木華)を筆頭に、ドラマ・イチケイメンバーである
小日向文世、
山崎育三郎、
桜井ユキ、
水谷果穂の出演も決定。さらに、映画では坂間の新バディとして事件に向き合う心優しき人権派弁護士の月本信吾役を
斎藤工、みちおの最大の難敵である最年少エリート防衛大臣・鵜城英二役を
向井理、みちおの新たな勤務先の岡山地裁秋名支部の裁判官に
柄本時生、
西野七瀬が、坂間が弁護士として働く岡山県日尾美町の街の人々に
吉田羊、
宮藤官九郎、
尾上菊之助、
平山祐介、
八木勇征、イージス艦事故の関係者で
津田健次郎、
田中みな実と様々な分野で幅広く活躍する俳優陣が一挙集結。ドラマ版からさらにスケールアップした“イチケイ”の世界にご期待ください。
そしてこの度、映画のために書き下ろしたSuperflyの新曲「Farewell」は、荘厳なゴスペルとドラマティックなストリングス、そして、Superflyのエモーショナルな歌声が織りなす、心を揺さぶる感動的なビッグバラードに仕上がっています。なお、新曲「Farewell」のリリースに関しては現状未定とのこと。今後の続報に期待が高まります。
[コメント]映画主題歌としては初めて、叶わぬ想いをモチーフにした曲を書き下ろさせていただきました。
叶いはしなかった想いだけど、“大切な人を想う”その気持ちを抱けたことを大事にしたいなと思い、そんな気持ちが昇華されるような祈りの曲をつくりました。
どうか映画と一緒に楽しんでいただけたらと思います。――SuperflySuperflyの越智志帆さんとお会いしたのは13年前。当時、私が参加していたドラマの打ち上げ会場に来てくださり、スタッフの労をあのパワフルな歌声で吹き飛ばしてくださった。
今回、映画「イチケイのカラス」の主題歌で再びご縁があり大変光栄に思います。
この混沌とした時代の中、生きていれば色々な試練に直面し、それを乗り越えるため時に立ち止まり考える…
誰もが思い当たる事があるのではないでしょうか。
失敗を恐れ、一歩踏み出す勇気が出ない、そんな時に、Superflyさんの優しくて強い歌声に、そっと背中を押してもらえると思います。――竹野内豊主題歌を受け取って初めて映像に重ね合わせた時、今作に必要な最後のピースがカチッとハマる音が聞こえました。映画イチケイのカラスが目指していた高みについに辿り着けた瞬間でした。
サビの力強くのびやかなメロディーは、「国家権力」という大いなる壁に立ち向かうみちおに戦う勇気を与えてくれています。優しく紡いだ歌詞のひとつひとつが坂間の心情に寄り添うように歌い上げられて、観客の皆さんの感情を大きく揺さぶるはずです。
素敵な曲を作って下さったSuperflyさんに本当に感謝します!
映画館を出たあと、「もう一度笑えますように」「明日を生きよう」などの歌詞の意味を噛み締めながら、映画の住人たちの未来に思いを馳せてもらえると嬉しいです。――田中亮監督©浅見理都/講談社©2023 フジテレビジョン 東宝 研音 講談社 FNS27社