スパニッシュ・ハードコア・バンド、
Svdestadaの3rdアルバム『
candela』が2024年2月5日(月)にリリース。1月5日(金)よりフル音源が配信開始となります。
2度の来日も果たしたKhmerのヴォーカリスト、Mario C. Vaisesらがスペイン・マドリードにて結成したハードコア・バンド、Svdestada。エンジニアを務めるKollapse StudioのIván Ferro(ex.Ictus,Khmer)と再びタッグを組み、結成から1年後に1stアルバム『Yo Soy El Mar』を発表。2021年にはタンゴの要素も組み合わせ“スパニッシュネオクラストの更新”を図った傑作アルバム『Azabache』をリリースするなど、躍進が続く中、2023年にレコーディングが行なわれた3rdアルバム『candela』が遂に完成となりました。
サウンドはスパニッシュネオクラスト、デスメタル、ポストメタルといった、彼らなりのハードコア解釈によるミックスというべき音ですが、1st、2ndからの流れを見ると、アルバム毎に作られたテーマが見えてきます。“内なる炎”とでも言うべき“赤”で統一されたジャケット・アートワークには、多くの絶望と僅かなる希望が入り混じる、この現実世界と対峙する彼らの姿勢が表現。プログレッシヴな楽曲構造、哀愁メロディのドラマ性を強めた2ndからは一転し、本作ではブルータルな表現、ストレートさが増加。絶望、虚無・無力感、孤独と、心が抱えるさまざまなネガティヴを歌いながらも唯一人間が手放さない“最後の闘志、内なる炎”によって突き抜けるスパニッシュハードコアの強さが打ち出されており、まさにMario節とも言える詩的表現と、メンバー達の演奏が、バンドをさらに先へと推し進めた怪作に仕上がっています。
CD / レコードのリリースは2024年2月5日(月)。CDプレスに関しては200枚のみのデジパック限定仕様。日本盤のみ対訳が付属します。LP盤に関しては予約無し、リリース時に販売となります。