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新生南西ドイツ放送響、初の交響曲のリリースはインバル指揮『ショスタコーヴィチ:交響曲第11番』

バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団   2021/01/21 15:03掲載
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新生南西ドイツ放送響、初の交響曲のリリースはインバル指揮『ショスタコーヴィチ:交響曲第11番』
 南西ドイツ放送交響楽団の名で長年愛されてきたバーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団と、シュトゥットガルト放送交響楽団は2016年に合併して新生「南西ドイツ放送交響楽団(SWR交響楽団)」となりました。このオーケストラの初のシンフォニック・レパートリーとして、指揮者にエリアフ・インバルを迎えた『ショスタコーヴィチ:交響曲第11番』が3月12日(金)に発売されます。録音は2018年11月8日から12日まで、独シュトゥットガルトのリーダーハレ ベートーヴェンザールで行なわれました。

 インバルならではのスコアの深い読み込みと、隅々まで丁寧な表現にオーケストラが万全の反応を示し、物語性の高いこの作品をがっちりと構築しています。弦楽器の豊かな響き、木管楽器の細やかな歌、確かな技術に裏打ちされた金管楽器の咆哮(トロンボーンのトップは清水真弓)、効果的な打楽器の炸裂など、このオーケストラの機能性を十二分に発揮した素晴らしい演奏となっています。



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