タヒチ 80 2003/10/31掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
名曲「ハートビート」収録のデビュー・アルバム
『パズル』(写真)に引き続き、2ndアルバム
『ウォールペーパー・フォー・ザ・ソウル』もかなりの好評を得た、今やフランスを代表するバンドといえる、
タヒチ 80。そんな彼らの新たなアルバムはどうやら来年中には発表されることになる模様なのですが、その期待大な新作の前に、彼らが色々と絡んだ作品が12月17日に一挙にリリースされることになったので、本日はそのお知らせを。
まずは、彼らが2ndアルバム制作時に用意しておきながらも、今まで未収録であった曲やリミックス曲などを収録した、レア・コンピレーション・アルバム
『ア・ピース・オブ・サンシャイン』(VICP-62547\1,890(税込))。本作には、
(01) Don't Misuderstand Me
(02) Listen
(03) Better Days Will Comw
(04) Antonelli
(05) Strange Things
(06) Wallpaper for souls (Sean O'hagan Remixs)
(07) 1,000 times (le mouv')
(08) In My Arms
といった曲が現在までのところ収録される予定となっており、また「1,000 times」のビデオ・クリップ、および『ウォールペーパー・フォー・ザ・ソウル』リリース時のプロモーション映像などがCDエクストラとして収録される予定もあるそうです。もちろん、ジャケットのアートワークは、今までの彼らの作品と同じくローラン・フェティスが手掛けているそうなので、今回も美ジャケとなるのは、まず間違いないはずです。
また、その彼らが自らの音楽ルーツである60〜70年代の楽曲をセレクトしたコンピレーション・アルバム
『ア・ピース・オブ・ゴールド:ソウルフル・ポップ・ソングス selected by Tahiti80』(VICP-62463\2,520(税込))も同日に発売される予定とのこと。まだ決定ではないものの、同作には、
(01) Hello It's Me (Todd Rundgren)
(02) Love The One Your With (The Isley Brothers)
(03) Monkey Time/Dancing In The Street (Laura Nyro)
(04) Is It Something You've Got (Tyrone Davis)
(05) Eddie's Dreaming (Small Faces)
(06) You'll Never To Heaven (Twice As Much)
(07) Hot Burrito #2 (Flying Burrito Bros.)
(08) Living In The Footsteps Of Another Man (The Chi-Lites)
(09) Whatcha See Is Whatcha Get (Dramatics)
(10) A Raggedy Ride (Barbara Ackin)
(11) Would You Believe? (Billy Nicholls)
(12) Let Them Know You Care (George Jackson)
(13) Never Know What You Can Do (Leroy Hutson)
(14) Lansana's Priestess (Donald Byrd)
(15) Work To Do (Average White Band)
(16) L.A Jazz Song (Booker T & The MG's)
(17) Susan Jane (Eugene McDaniels)
(18) Watch The Sunrise (Big Star)
といった楽曲が予定される予定となっており、ロック〜ソウル〜JAZZから選曲された、いかにも彼ららしい作品となる模様です。なお、同作のアートワークも、ローラン・フェティスが手掛けているそうですよ。
そして、最後にもうひとつ。タヒチ80にかつてキーボディストとして参加していた元メンバーが新たに結成したバンド“イェ・イェ(YE-YE)”のデビュー・アルバム
『トゥー・ブレインズ・フォー・フィート』(VICP-62548\2,520(税込))も、どうやら同日に発売されることになる模様。このイェ・イェのサウンドは、タヒチ80とはちょっと違っており、同じフランス出身のダフト・パンクを思い起こさせるキャッチーでメロディアスな曲から、ノスタルジックさ漂うテクノ・ポップまである、煌びやかで洗練されたエレポップが特徴なバンド。あのトラットリア・ファミリー、パパス・フリータスのメンバーがアルバムにゲスト参加している点にも注目です。
さて、とにもかくにも、上記3作品はタヒチ・ファンなら押さえておきたい代物と呼べるものばかりですので、ファンはチェックを怠らないように!