『
スピード』『
マトリックス』『
ジョン・ウィック』という大ヒット作でスターの座に上りつめた
キアヌ・リーブスの原点というべき伝説のコメディ映画『
ビルとテッドの大冒険』のシリーズ第3弾にして、29年ぶりとなる最新作『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』が、12月18日(金)より東京・TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショー。吹替版の声優が公開されています。
『ビルとテッド』シリーズは、ロックスターに憧れる愛すべき高校生コンビ“ビルとテッド”が世界を救うため時空を超えて冒険を繰り広げるコメディ作品。ビルを
アレックス・ウィンターが、テッドをキアヌ・リーブスが演じるほか、脚本を
エド・ソロモン&クリス・マシスンが、監督を『
ギャラクシー・クエスト』の
ディーン・パリソットが務めます。
吹替版声優としてビル役(アレックス・ウィンター)を、『
機動新世紀ガンダムX』のガロード・ランや『
名探偵コナン』の小嶋元太&高木刑事などを代表作にもつ
高木渉が、テッド役(キアヌ・リーブス)を、
トム・クルーズや
ユアン・マクレガー、そしてキアヌ・リーブスの『マトリックス』シリーズ、『ジョン・ウィック』などの吹き替えを担当する
森川智之が務めることが決定しました。
キアヌの声を演じた森川は唯一無二の関係である親友、高木との関係を強調し、「同窓会みたいでした(笑)。この作品をやるとなった時に、相手役は渉以外考えられなかったですね。だからこの映画が、特別に愛おしく感じましたね。お互いおバカなんで、主人公のふたりに自分たちを重ねてしまいました。仕事なんで、きっと誰とでもやれたんでしょうけど、親友だからこその空気感はにじみ出せているかなと思います」と、熱くコメント。
アレックスの声を演じた高木は、「僕と森川は養成所からの同期で親友なんです。なので、この映画のビルとテッドのような長い付き合いの“親友”という関係を演じられたのは率直に嬉しかったですね」と、オファーされた時の思いを語りました。また、実際演じられてみての感想を問われると、「無理に合わせようとしなくてもお互いのフィーリングで自然と出来上がったので、オリジナルに負けない良いコンビ感が出てるんじゃないかな?(笑)」と自信に満ちた面持ちで応え、劇中のビルとテッドのふたりのような絆も大きな見どころとなる予感を感じさせます。
さらに、シリーズ2作目の『
ビルとテッドの地獄旅行』にも登場する、ビルとテッドのバンド“ワイルド・スタリオンズ”のベーシスト“死神”役を、声優界のレジェンド・
大塚明夫が務めます。大塚は、本作の魅力について、「いや〜面白かったです!懐かさしさもありつつ洗練されていましたね。29年ぶりに死神役を演じましたが、死神演じる俳優のウィリアム・サドラーさんに合わせて演じました。彼はもともと渋い表情の役者さんですが、29年経って70歳ですからね。すごいですよね」と作品を振り返り、「今年の年末は、まず『ビルとテッド』を見て笑い、そして大晦日には『ガキの使い』を見て笑い、そんな風に年越しをしたいですね!」とアピールしました。
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