俳優の
高橋一生が、4月13日(土)より放送がスタートする自身主演のテレビ朝日系ドラマ「東京独身男子」の主題歌「きみに会いたい -Dance with you-」で歌手デビューすることが決定。
「東京独身男子」は、独身生活を謳歌する3人のアラフォー男性を描くラヴ・コメディ。高橋と
斎藤 工、
滝藤賢一が独身男性を演じるほか、
仲 里依紗、
高橋メアリージュン、
桜井ユキらが共演に名を連ねています。
主題歌の「きみに会いたい -Dance with you-」は、
宮本浩次(
エレファントカシマシ)が作詞作曲とプロデュースを担当。長年エレカシの大ファンだったという高橋は、2017年にテレビ番組で宮本と初対面したのをきっかけに、2018年3月にリリースされたエレカシのトリビュート・アルバム『
エレファントカシマシ カヴァーアルバム3 〜A Tribute to The Elephant Kashimashi〜』では、
東京スカパラダイスオーケストラとのコラボレーションで「俺たちの明日」をカヴァー。音楽を通して宮本との親交を深めてきました。
このたび、高橋が主演ドラマの主題歌を初めて歌手として担当することになり、“初のオリジナル曲を依頼するのは敬愛する宮本浩次しかいない”と楽曲提供をオファー。デビュー以来30年間、自身のバンド以外での楽曲提供及びプロデュースを一度も行っていなかった宮本も、“高橋一生であれば喜んで”とこれを快諾し、初の楽曲提供とプロデュースが実現しました。レコーディングには宮本の呼びかけにより、
屋敷豪太(dr)、
根岸孝旨(b)、
名越由貴夫(g)らが参加しています。
本作について高橋は、「未だに夢のようです。それも浩次さん初のプロデュースに。畏れ多いのですが、同時に光栄でもあって。夢中で歌っていたと思います」とコメント。宮本は、「私が初めて人に提供することになった『きみに会いたい』が一生さんの歌によって非常に素晴らしくかっこいい曲になりました。一生さんには感謝の気持ちでいっぱいです」と語っています。
高橋一生 コメント ――歌手デビューすると聞いて、率直な心境を教えて下さい。さらに宮本浩次さんのプロデュースを受ける事に、どういう思いですか。「未だに夢のようです。それも浩次さん初のプロデュースに。畏れ多いのですが、同時に光栄でもあって。夢中で歌っていたと思います」――楽器などを含めて、音楽のキャリアがあれば、教えてください。「ギターと、ブルースハーブをかじった程度です」――宮本さんとのレコーディング時間はいかがでしたか。その時に印象に残っているエピソードなどがあれば、教えてください。「デモが出来上がったと、ラジカセにデモCDを入れる浩次さんが焼き付いています。今回の台本を読んでくださって、敬愛する浩次さんが全力で投げて下さった球です。芯に当たるかどうかではなく全力で振り抜くことだけ意識していたと思います。レコーディング時、都度都度浩次さんが飛んでブースに来てくださって、お陰で勇気づけられていました」――今回は歌手活動ですが、音楽の仕事の魅力について教えてください。 「ひとつの曲が出来上がっていく過程を体験させていただくと、はじめは勝手にアーティストの方の独特な作業が殆どを占めるのかと思っていました。実際は多くの方達が関わって皆さんがそれぞれの分野で力を尽くして共に作品を作っていることを感じました。そこは僕がいつもお仕事をさせて頂いている現場の情熱と変わらないと思いました」――またチャンスがあれば、歌手活動をやりたいですか。「先は考えていません」宮本浩次(エレファントカシマシ) コメント――楽曲のテーマ、曲に込めた思いを教えてください。「このドラマでは独身男性が主人公なので逆に色っぽい歌にしたかったのです。高橋さんにこのテイストで歌ってほしかった」――プロデューサーとして、こだわった部分を教えてください。「高橋一生さんのそのままの魅力が歌の中で、より際立つようにそれを第一に考えました。自分では言いにくい例えば『きみに会いたい』というフレーズも、一生さんを通して思いきって言えることがとてもうれしく、自分にとってもわくわくする仕事でした」――高橋一生さんをプロデュースすることになり、どう感じましたか。また、高橋さんの歌声について、どのような印象を受けましたか。「竹を割ったような性格の大変男らしい方だと私は感じました。歌声もまっすぐでしかも相当に歌のうまい方です。デリケートな歌い回しなど表現力もさすがでした」――レコーディング時でのエピソードが何かあれば、教えてください。「舞台などもやられているからなのでしょうが、確かな発声と地声の大きさで最初マイクの音が割れ、並々ならぬ気迫を感じました」――プロデューサーの仕事についての、魅力を教えてください。「一生さんの魅力が声に乗ってみんなに届くとことを第一に考えました。一生さんも全力の人なので非常に波長が合ったのではと勝手に思っています。ご本人にも伝えましたが、私が初めて人に提供することになった「きみに会いたい」が一生さんの歌によって非常に素晴らしくかっこいい曲になりました。一生さんには感謝の気持ちでいっぱいです」