40年に及ぶ活動歴を誇るロック・レジェンド、
KISS(キッス)の記念すべき20作目となるニュー・アルバム
『モンスター〜地獄の獣神』発売記念イベントが10日(水)、東京・渋谷のタワーレコードで開催。ゲストには、筋金入りのKISSファンとして知られる俳優の
高嶋政宏、そしてHELLO KITTYがまさかのKISSメイクで駆けつけました。
気合の入ったKISSメイク(
ジーン・シモンズ版)で登場した高嶋は、「メイクは初めてです! 当時ライヴ会場の近くでマニアがメイクしているのを見て、メイクキットを持っていなかった僕は悔しい思いをしてたんで、夢だったんです! 感動しました。これでジーン・シモンズの目になれた」と大喜びでハイテンション! “舌”も自ら真っ赤に塗ってきたほどのこだわりぶりに。
そんな高嶋は、小学3年生の時からKISSの大ファン。8歳の時にレコード店で店長に薦められて試聴した「悪魔のドクター・ラブ」で「こんなにかっこいいバンドが世界にいるのか」と衝撃を受け、初来日の際にTVでビジュアルを初めて見て虜に。1979年には父親に頼み込み、日本武道館でのライヴに連れて行ってもらい、ステージの熱さを実感したとか(周りは女子ばかりで音が聞こえないほど声が大きく、耳にティッシュを詰めている父親の光景を見て申し訳ないと思ったそう……)。
『モンスター〜地獄の獣神』については、「今回プロデューサーはポール・スタンレーで、ブックレットには昔のKISSがグアーっときた頃の音に戻ったとかのように書かれていたのですけれど、違いました。これを今、KISSを知らない人が聴いたら誰もが“おっ、また凄い良いロック・バンドが出てきたじゃん”って思うくらい、今の音なんです。今の音なんですけれども、歌がはじまったらKISSなんですよ。これが感動するんです」と絶賛!
現在は「KISS ONLINE」でグッズを買いまくり、フィギュアは50体ほど、KISSのパチンコも購入するなど、総額300万位はKISSに捧げているという高嶋。このメイクで一番行きたいところは「三軒茶屋のロックバー」。「KISSの音を聴くと、小学生の時のロックに目覚めた時、思春期が蘇ってくるんです。KISSは、3世代〜4世代までづづくバンドですね。昭和に生まれてきたものにとって、ロック・バンドと言ったらKISSなんです。とにかくカッコよくてKISSのロック界への貢献度は、凄いんですと豪語し、原点に戻るとき、そのときはKISSを聴きます」とのこと。“自分にとってのモンスターとは?”の問いには、「モンスターは、自分自身です。同じようなものなのだけど、KISS ONLINEでどうしてもまた買ってしまう自分が怖いな」と一言! 終始、筋金入りのKISSファンぶりを披露していました。