ニュー・アルバム
『竹中直人のオレンジ気分』をリリースした
竹中直人が、CDの発売を記念して、シンガーとして約16年ぶりとなる単独ライヴを、10月3日(月)Shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて行ないました!
アルバムのプロデューサーである
高木 完によるオープニングDJに続いて登場した竹中は、初めてギターを覚えたという「さなえちゃん」をはじめ、4曲続けて
古井戸の楽曲を弾き語りで披露。自身の音楽ルーツを垣間見せる。
続けて、田村玄一のウクレレをバックに、「君といつまでも」(
加山雄三)、「夜の散歩をしないかね」(RCサクセション)を得意のギャグや口笛を交えつつ歌唱。場内が盛り上がったところでバンドが登場すると、RCサクセションや
フィッシュマンズをはじめとする、自らが敬愛するアーティストたちの楽曲を、鉄壁のレコーディング・メンバーたちの演奏にのせて再現。「いい事ばかりはありゃしない」を歌い終えた後のMCでは、会場となった渋谷duoが、2006年に自身の50歳バースデー・ライヴが開催された場所で、発起人だった
忌野清志郎と一緒に歌った思い出の曲だったことも報告。
ステージ終盤には豪華ゲストが登場。
Bose(
スチャダラパー)、
AFRAを迎えての「恋は紅いバラ」に続けて、「今夜はブギーバック」を演奏中に
ハナレグミが登場すると場内の興奮はピークに。続く「サヨナラCOLOR」は、ハナレグミと2人でしっとりと。ラストの「雨上がりの夜空に」からは全員が出演。アンコールに応えての演奏は、何と即興の歌詞に乗せたジャムセッションとなり、竹中流のブルースで2時間を超えるステージを締めくくりました。
CDリリース記念ライヴ、次は
AOEQ(
藤原ヒロシ+
YO-KING)をゲストに、10月10日、京都・磔磔でも開催。シンガーとしても勢いに乗る竹中直人の音楽活動に注目を。