竹島宏が、4月10日、大阪府・新歌舞伎座にて念願の初単独公演〈竹島 宏〜夢の世界へお連れします〜2025 新歌舞伎座〉を開催しました。
竹島は一昨年第65回日本レコード大賞でデビュー20周年から取り組んできたヨーロッパ三部作(「
プラハの橋」「
一枚の切符」「
サンタマリアの鐘」)で企画賞を受賞して話題に。さらには、ヨーロッパ三部作での取り組みが注目され、ミュージカル『プラハの橋』が完成し、竹島初主演のミュージカルとして2025年1月2月に東京・京都にて上演されました。
今年7月にデビュー24年目を迎える竹島。今回の公演が自身初の新歌舞伎座での単独公演ということで「デビュー3年目に東京で行ったファーストコンサート以来といっても過言ではない位、緊張感のある節目のコンサートだと思っています。ファンの皆さんも僕以上に楽しみと同時に、緊張もしながら成功を祈ってくださっていると思います。終わった後にファンの皆様へ自分の全てを出し切ることが出来ましたと報告ができたらと思っています」と気合十分で本番へ。自身のオリジナル楽曲に加え、「星のフラメンコ」「春よ、来い」「この胸のときめきを」などといった誰もが知る楽曲をカヴァーしたりと、ノンジャンルの“竹島ムード”なステージで全24曲を歌い上げました。
今回のコンサートでは“フレグランスなコンサート”が裏テーマでもあるということで、「バラ色の人生」をはじめとした“薔薇”にまつわる歌を歌唱すると会場内にはたちまち薔薇の香りが漂う演出も。新歌舞伎座でのフレグランスを取り入れた公演は初とのことです。桜や金木犀の香りも用意されており、ファンはつかの間の癒しの空間として、竹島の歌声と花の香りでコンサートを楽みました。
また後半には“ヨーロッパ三部作”を題材にした「愛の歌物語」を披露。約25分の大作、竹島の迫真の演技と歌声に会場の熱気も最高潮に。ミュージカル『プラハの橋』とは異なるテイストの構成に、ファンからも感嘆の声が多く上がりました。
ファンへのサプライズはもう一つ。6月11日(水)に新曲のリリースが決定したと報告すると会場からは溢れんばかりの拍手が。「どんな時もずっと僕の歌の道を歩いてきてくださった皆さんが今日このステージに誘ってくださったと思っています。さらに来年のデビュー25周年へ向けてステップアップできるように、そして又この新歌舞伎座に戻ってくることが出来るように頑張ります」とファンに感謝を伝え、ステージは幕を閉じました。