世界を舞台に活躍するヴァイオリニスト、
竹澤恭子の6年ぶりとなるニュー・アルバム
『ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集(全曲)』(SICC-1281 税込2,940円)が11月25日にリリースされます。
竹澤恭子は2007年から3年間にわたり、デビュー20周年を記念して、3つのプログラムを3人のピアニストと共演する意欲的なリサイタル・シリーズを行なっています。
2007年は
江口玲との共演で
メンデルスゾーン、
ヤナーチェク、
グリーグ、
スメタナ、
バルトークというプログラムを、2008年は
小川典子との共演で
ドビュッシー、
イザイ、
プーランク、
メシアン、
フランクというプログラムが演奏されました。
そして最終回となる今年11月29日からのリサイタル・ツアーでは、世界のトップ・ヴァイオリニストたちから信頼も篤い名手イタマール・ゴランを迎えて、ブラームスのヴァイオリン・ソナタを全曲披露します。
そのツアーを前に、同じピアニストで、同じプログラムを全曲レコーディングしたものが今回のニュー・アルバムです。
天賦の才に加え、20年のキャリアで積み重ねられた揺るぎない音楽性と技術で録音された当アルバムは、今や日本を代表するヴァイオリニストとして国内外で活躍する竹澤恭子の充実した“時”を表わす瞠目すべきレコーディングとなりました。