角銅真実『Ya Chaika』、網守将平『パタミュージック』への参加や、柴田聡子と組んだ架空アイドルデュオ“バナナジュース”など、近年も多岐に亘る活動を繰り広げている滝沢朋恵が、『a b c b』以来約2年ぶりの歌唱アルバム『amphora』（WEATHER-075 / HEADZ-234 2,200円 + 税）を12月19日（水）にリリース。発売に先駆けて、収録曲「うすいいのり」が公開中。

　バストリオ、三野 新作品への参加で演劇フィールドでも活躍し、テンテンコとのデュオ“フロリダ”や田中真琴との“あたらしい遊び”などでも知られる滝沢朋恵。インプロヴァイザーとしての手腕を見せた『Breathing』（Hitorri, 2018）を挟んでリリースされる『amphora』では、Zや秋山徹次の作品も手がける君島 結（Gaji, THERMO / 東京・浅草橋 ツバメスタジオ）が録音 / ミックス / マスタリングを担当。岡田 了（g / EXTRUDERS）、中川裕貴（vc）、Yuko Uesu（hrp / んoon）をゲスト・プレイヤーに迎え、ポストパンク期のLes Disques Du Crépuscule作品に通じる硬質かつ柔軟でドリーミーな作風をより深化させたアルバムに仕上げています。

　なお滝沢は、2019年1月3日（木）より東京・目黒 こまばアゴラ劇場にて開催されるフェスティヴァル〈これは演劇ではない〉内の「青年団リンク キュイ」による公演「プライベート」に出演。詳しくはオフィシャル・サイトにてご確認ください。