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田村ゆかり「今回はみんなの顔をちゃんと見ることができた」、さいたまスーパーアリーナ公演が開催

田村ゆかり   2014/02/19 16:43掲載
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田村ゆかり「今回はみんなの顔をちゃんと見ることができた」、さいたまスーパーアリーナ公演が開催
 2月5日(水)には、TVアニメ『のうりん』オープニング・テーマとなっている24thシングル「秘密の扉から会いにきて」をリリースした“ゆかりん”こと田村ゆかり。待望の全国ツアー〈田村ゆかり LOVE LIVE 2014 Spring *Fruits Fruits Cherry*〉が、2月15日(土)、16日(日)に行なわれた「さいたまスーパーアリーナ」2デイズ公演で幕を開けました!

[オフィシャル・ライヴ・レポート]
アニメロミックス presents
田村ゆかり LOVE LIVE 2014
Spring *Fruits Fruits Cherry*
supported by JOYSOUND

埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演


 客席がピンクのサイリウム一色に染まる中、キュートなミニの衣装をまとったゆかりんがステージに登場。「純愛レッスン」「恋のタイムマシン」「100 CARAT HEART」と立て続けに3曲を披露すると、場内は一気にヒートアップ、さいたまスーパーアリーナが狭く感じるほどの一体感に包まれる。「恋のタイムマシン」の中に出てくる「大好きだよ〜!」の歌詞を観客全員で合唱した際には、場内の大型ビジョンにゆかりんの照れたような笑顔が大きく映し出されました。

 今回は、11月にリリースした10thアルバム『螺旋の果実』を引っさげての全国ツアーということで、アルバム曲を中心にしたセットリスト。ライヴ定番曲や新旧のバラエティに富んだ楽曲を織り交ぜながら、アルバム全15曲中12曲を披露しました。キュートでカラフルなポップスあり、幻想的なバラードあり、異国情緒あふれるエキゾチックなナンバーと、幅広い音楽性も、彼女の魅力のひとつ。

 また、恒例となっているアコースティック・コーナーでは、最新シングルのカップリング「レリーフのひとかけら」と、2003年のアルバム収録曲「フルーツ」という粋な選曲。大人っぽくジャジーにアレンジされた生演奏をバックに、持ち前の伸びやかなヴォーカルでファンを魅了。

 最初のMCでは、昨年6月のさいたまスーパーアリーナ公演でも披露した“埼玉県あるある”に再挑戦! 今回は自身のラジオ番組で募集した“あるあるネタ”を6つほど紹介するも……。大爆笑とは至りませんでしたが、果敢に再挑戦したゆかりんのほんわかトークに、客席からは温かい拍手がおくられる。

 また、幕間に流される趣向を凝らしたムービーもライヴ見どころのひとつ。今回もファンタジックな童話風ムービーだけでなく、ゆかりんらしいユーモア満載のハイクオリティな映像で客席の爆笑を誘っていました。映像の内容は見てのお楽しみ!

田村ゆかり田村ゆかり田村ゆかり田村ゆかり

 アルバム『螺旋の果実』の中でもとびきりのアップ・チューン「スパークリング☆トラベラー」がラスト・スパートの合図! ゆかりんは移動式ステージ“ゆかり丸”やカラフルなトロッコに乗って広い会場を縦横無尽に動き回り、笑顔を届けていく。本編ラストはキラー・チューンを3曲続け、最後はヒット・シングル「Fantastic future」。文字通り会場全体がひとつになって、ライヴの楽しさを体全体で表現。

 アンコールは『螺旋の果実』のリード曲「恋と夢と空時計」、定番中の定番曲「fancy baby doll」と続き、おなじみの掛け合い部分ではファンの声が会場に響き渡る。「切ない女の子の気持ちを歌いたいと思います!」そんな曲紹介で披露されたのは、「W:Wonder tale」。カラフルな照明とレーザー光線がきらめく中、最後の力を振り絞るように熱唱したゆかりんは、みんなへの感謝をこめて「ありがとー!」と絶叫。「せーの!」の掛け声で思い切りジャンプ、ステージを締めくくりました。

 いつものようにひとりステージに残り、ゆっくり時間をかけて客席の隅々にまで笑顔で手を振るゆかりん。「去年、初めてさいたまスーパーアリーナでひとりでライヴをやらせてもらって、そのときは不安のほうが大きかったけど、今回はみんなの顔をちゃんと見ることができたし、前ほど不安はなくて、とても楽しめました!」と、最後に素直な気持ちを打ち明け、満員のファンに投げキッスを残しステージを後にしました。
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