英国のサイケデリック・ロック・バンド、
テンプルズ(Temples)が、プロデューサーに
ショーン・レノンを迎え、デイヴ・フリッドマンがミックスを担当したニュー・アルバム『エグゾティコ』を4月14日(金)に発表します。前作『
ホット・モーション』を発表後、テンプルズは2020年にシングル「Paraphernalia」を発表しており、この曲もレノンとフリッドマンを迎えて制作したものでした。アルバムからの1stシングル「Gamma Rays」のミュージック・ビデオが公開中です。
アルバムはニューヨークにあるレノンのスタジオでのレコーディング中、テンプルズは「幻の島」という現象を知りました。これは、地図に記載されたものの、その後存在しないことが判明した土地で、蜃気楼や神話により存在が信じられてきました。新作はバンドが夢見る理想郷で、「幻の島」と同様の神秘的な背景から生まれたもの。サイケデリアとクラウトロック、そして時間を超越したドリーム・ポップの輝かしいコラージュとなっています。2019年にレノンとはじめて出会った彼らは、即座に深い創造的なつながりを感じ、12日間にわたる『エグゾティコ』のセッションは、デビュー・アルバム『
サン・ストラクチャーズ』以来貫いてきた自己完結型のアプローチから大きく脱却する結果を生み出しています。