トゥバ音楽演奏家 / 喉歌歌手の
寺田亮平が、トゥバの伝統的音楽とポップミュージックをクロスオーバーさせた1stソロ・アルバム『
Kyzyl Tokyo』を11月8日(水)にリリース。
2010年より10年間毎年夏の2〜3ヵ月間ロシア連邦トゥバ共和国の首都クズルに滞在し、師匠であるモングンオール・オンダールや多くの現地ミュージシャンと交流しながらトゥバの伝統的な音楽を学んできた寺田亮平が、その音楽文化を踏襲しながら自身のオリジナル楽曲や日本の伝承歌などを含めたサウンドと歌詞で独自の世界を展開。喉歌をはじめとするトゥバ共和国の民族音楽とポップ・ミュージックをクロスオーバーさせた野心的な作品を完成させました。東京で共演してきた豪華ミュージシャン参加の元、シベリアの音楽世界に魅了された日本人が東京で産み出した「古くて新しい」音楽作品。
大半の楽曲は寺田自身が書き下ろしたオリジナル楽曲ですが、トゥバ音楽をベースとしたポップミュージックやロックテイストの楽曲から、本格的な伝統的音楽までバラエティーに富んだ内容となっています。また、トゥバの伝承曲に日本語詞をつけた楽曲、トゥバの韻文詩のスタイルに日本語を当てめた作詞など詩世界にも野心的に挑んでいます。
ゲスト音楽家として、パーカッショニストの
クリストファー・ハーディ、ギタリストの
ファルコン、バイオリン等に関島種彦、
酒井絵美、コントラバスに宮坂洋生、チェロに菅原雄大、北インド古典音楽の演奏家でありバーンスリー奏者の寺原太郎といった豪華ミュージシャンが参加。また音楽プロデューサー、アレンジャーとしても第一線で長いキャリアを持ち、ワールド系作品のエンジニアワークも多い土肥真生がミックス、マスタリングその他ディレクションなどでサウンド面全般をを支えています。
ユーラシアの伝統的テキスタイルを利用した衣服の制作を行なっているKannotextileが衣装デザインをサポート、ジャケット撮影を写真家の
在本彌生が担当。
リード曲「メロディー」のプロモーション・ビデオはドキュメンタリー映画『タイガからのメッセージ』の共同監督であり、NHK world『Bosai』、短編映画『似ている』等の監督も務める木村輝一郎が手掛けています。
20ページのCDジャケットには歌詞と解説ほか、アーティスト自身が撮影したトゥバの美しい写真も多数掲載。CDのみボーナストラック2曲収録。
なお、東京・タワーレコード渋谷店とディスクユニオンでのみ11月1日(水)から先行発売。タワーレコード渋谷店にて『Kyzyl Tokyo』をご購入いただいた方に先着で、11月10日(金)に開催されるインストア・ライヴでの「サイン会参加券」を配布。ディスクユニオンオリジナル特典として、先着で2曲入り未発表CD-Rをプレゼントします。