“ジャズ・ヴァイオリンの女王”寺井尚子がニュー・アルバム『トワイライト』を初回限定盤（CD + DVD UCCQ-9026 3,600円 + 税）、通常盤（CD UCCQ-1059　3,000円 + 税）の2形態で3月23日（水）にリリース。発売に先駆け、アルバムについて語ったインタビュー映像と収録曲「ブエノスアイレスの冬」のスタジオ・ライヴ映像がYouTubeで公開されています。

　メジャーデビュー以降通算14枚目となる今作は、意外にも自身初となるセルフ・プロデュース作。タンゴやクラシックといった寺井の代名詞とも言えるジャンルを、ジャズ・アレンジに仕上げる一方でこれまでの作品では取り上げられることが少なかったブルースにも挑戦しています。

　また前作『ホット・ジャズ』制作時に結成された新たなレギュラー・バンドはさらに成熟したバンド・サウンドを構築、「アルバムの核となる曲が完成した」と寺井自身が表現するアストル・ピアソラ作曲の「ブエノスアイレスの冬」では、ピアソラの耽美な世界観とバンドのスリリングな演奏が生み出す心地よい緊張感を披露しています。

　4月からは『トワイライト』のレコーディング・メンバーであるレギュラー・バンドを率いて、大阪、名古屋、仙台、東京を巡る〈“TWILIGHT”ツアー 2016〉が決定しており、今年も精力的な活動をみせてくれそうです。