漫画家・
手塚治虫の関連書が立東舎文庫より登場。未発表の草稿を含むシナリオ作品集「
手塚治虫シナリオ集成 1970-1980」と、手塚の長女でありプランニング・プロデューサーを務める
手塚るみ子が“手塚家”の日常を綴った「
定本 オサムシに伝えて」の2冊が2月20日(月)に発売されます。
「手塚治虫シナリオ集成 1970-1980」は、今回が初書籍化となる、TVアニメ「ジェッターマルス」(1977年)のシノプシスをはじめ、「クレオパトラ」(70年)、「バンダーブック」(78年)など、手塚が1970年から80年にかけて執筆したシナリオやシノプシスで構成された文庫オリジナル作品集。手塚自身による未発表のキャラクタースケッチや、イメージボードなどがカラー口絵として掲載されています。
「定本 オサムシに伝えて」は、娘である手塚るみ子の視点から手塚家、そして家庭での“父・手塚治虫”とのエピソードが綴られた作品。表紙装画は漫画家の桐木憲一が担当しており、また今回、立東舎文庫版のあとがきには“文壇バー”として知られる東京・銀座 クラブ数寄屋橋の園田静香ママと著者の対談が収められています。