2009年9月9日は、
ザ・ビートルズ(The Beatles)の全オリジナル・アルバムがリマスター盤で生まれ変わる、記念すべき日……! これを祝して、各地で大きな盛り上がりを見せているビートルズ。EMIミュージックが発売日に開催する試聴イベント(
CDJournal.com内ビートルズ特別企画をご参照下さい)はもちろんのこと、レコード店店頭でのイベント、ウェブサイト上での大企画など、企画制作も参加者もみなビートルマニア! というお祭り騒ぎが各所で展開されています。
まず東京・タワーレコード渋谷店では、“タワー史上最大のザ・ビートルズ祭り”を開催。ビートルズのリマスター関連作品をお求めの方が参加できるイベントが9月12、13日に開催、また、7階TOWER BOOKSでは、9月11、18、19、26日に、観覧フリーのイベントが行なわれます。
9月12日は、2つのイベントが開催。14時からは「今だから話せるビートルズ インタビュー秘話」と題し、星加ルミ子、Mike Koshitani(越谷政義)、THE BEATVOX (ザ・ビートルズのトリビュート・バンド)が出演! 18時からは、「ビートルズの時代」というテーマで、ピーター・バラカンが大いに語ります。そして13日は、「〈ビートルズ・サウンド〉最後の秘密を解明する!」と銘打ち、川原伸司、
杉真理、
松尾清憲、そして本サイト編集長の藤本国彦が出演。熱いビートルズ話を展開します。この13日のイベントは、最初で最後の本邦初公開映像の上映と上記4名のトークショーの2部構成。映像は、ビートルズ作品のサウンド・エンジニアとして、直接録音に携わったジェフ・エメリックがビートルズ・サウンドの秘密を語るドキュメンタリー。著書『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実〈新装版〉」(白夜書房=刊)と合わせてお楽しみ下さい。
また、7F TOWER BOOKSでの観覧フリーのイベントとしては、9月11日19時より「
大野真澄(元
GARO、ヴォーカル) Talks About The Beatles」(サイン会もあり!)、9月18日19時から小松崎健郎、高橋一路による「第二のビートルズ列伝」、9月19日16時より佐藤良明、中野学而の「TOWER BOOKSマンスリー“WordsWorth”9月〈ビートルズの快〉」、9月26日19時より柴田元幸、新元良一出演の「Radio Shibata-Niimoto @ TOWER BOOKS/テーマ〈ビートルズ〉」が行なわれます。
また、イベント以外にも、ザ・ビートルズのカヴァー・アルバムからフォロワーの作品まで、おすすめアルバム70タイトル以上の試聴ができるほか、洋書写真集やバンドスコア、雑誌バックナンバーなど、約200点一気に販売をするとのこと。すべてお問い合わせはタワーレコード渋谷店(03-3496-3661)まで。
また、ウェブサイト上でも、ビートルズ関連のさまざまな企画が展開。月刊誌『CDジャーナル』で連載「僕の音盤青春記」を執筆してくださっている牧野良幸さんのサイト“Mackie.jp”(http://www.mackie.jp/contents/england/table.html)では、昨年『CDジャーナル』上で披露されたリバプール滞在記の続編(!?)を、あらたな原稿と写真を交えてお届け。映画『ア・ハード・デイズ・ナイト』撮影場所となった駅など、ビートルズゆかりの地を訪れた興奮が伝わってくる楽しい内容になっています。さらに音楽情報サイト“Music Shelf”では、藤本国彦とストレンジ・デイズ編集長の岩本晃市郎さんの対談が掲載。アルバム・ジャケットという側面からザ・ビートルズのリマスター盤を楽しめる、超マニアックな対談になっていますので、こちらも注目を。
そしてもちろん、CDJournal.comでも、明日からビートルズの大特集を展開します。考えついても誰もできないであろうとっておきの企画かつ壮大なチャレンジを実施! リマスター盤の予習・復習にもピッタリの企画を用意して、皆様のアクセスをお待ちしています。