解散2年前の1968年7月28日にカメラマンのトム・マレーが撮影した
ザ・ビートルズ(THE BEATLES)の写真を収める写真集「マッド・デイ・アウト」(ヤマハミュージックエンタテインメント 15,000円 + 税)が、シリアルナンバー入りの限定3,000部で3月28日(水)に発売。
日本版限定豪華収納ケースには写真集に加え、ロゴ入りトートバッグ、特製コラージュポスター、32頁オールカラー解説ブックレット、特製生写真、オリジナル缶バッチ、特製ポストカードを同梱。2月22日(木)よりヤマハミュージックエンタテインメント
特設ページでの予約を受付中。3,000部に達し次第販売終了となります。
ロイヤル・ファミリーのカメラマンとして活躍していた当時25歳のトム・マレー。撮影当日の朝、カメラマン仲間から誰を撮るかは知らされず“カメラを持って来い”と誘われ、「現場に着いたら〈レディ・マドンナ〉が聞こえた。
ポール・マッカートニーがピアノを弾いていたんだ。驚いたよ!」。フォトセッションの間マレーは指示を出さず、思いのままに動く4人をフィルムに収めています。当時のビートルズは“ホワイト・アルバム”として知られることになるアルバム『
ザ・ビートルズ』のレコーディング期間中。メンバー間に軋轢が生じていたと言われているものの、この日のフォトセッションでは「メンバーは冗談を言い合うとても良い関係だった」とのこと。しかし写真は30年間発表されず、1998年にマレーの写真展で初公開され大きな話題に。その後イギリスでは1,000部製本された写真集が関係者にのみ渡り、市販されるのは今回の日本版が初。