ザ・ビートルズ 2021/06/23掲載(Last Update:21/06/27 18:59)
8月末に劇場公開を予定していた映画『ザ・ビートルズ:Get Back』の公開形態と公開日が変更になり、未公開映像を含む6時間超の貴重なリストア映像によって構成されるディズニープラス オリジナルドキュメンタリーシリーズとして、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」(ディズニープラス)にて、11月25日(木)・26日(金)・27日(土)3話連続独占見放題で配信されることになりました。
本作の監督を務めるのは、この50年間で唯一、プライベートな映像アーカイブへのアクセスを許された、アカデミー賞3度の受賞を誇る『
ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの巨匠
ピーター・ジャクソン。60時間以上の未公開映像と、150時間以上の未発表音源を、監督が3年をかけて復元・編集し、各エピソード約2時間の長さで、計3つのエピソードにまとめられました。
ビートルズの最後のライヴである、英ロンドンの事務所ビル屋上にて行なわれた“ルーフトップ・コンサート”や、名盤『
アビイ・ロード』と『
レット・イット・ビー』に収録されている楽曲など、すばらしい音楽の全貌を解き明かしていきます。
ピーター・ジャクソンは、「(本作の)優れた映像は、複数の物語を捉えていたと言えるでしょう。友人たちの物語、個人個人の物語。それは同時に人間のもろさと神々しいまでのパートナーシップを描いたストーリーでもありました。創造性のある物事が作り出されていく過程を追いながら、プレッシャーの中で生み出された象徴的な楽曲たちが1969年初期の社会的な情勢の中で、どのように紡ぎ出されたかを捉えているのです。しかしそれが単なるノスタルジアではなく、剥きだしで、誠実で、実に人間臭い。この6時間の映像を通して、あなたたちは、これまで想像してもみなかったほどの親密さでザ・ビートルズという存在を知ることになるでしょう」と完成を待ちわびているファンへメッセージを送り、「私はこの3年間近くをこのプロジェクトのために費やし、その仕事に没頭してきました。世界中の観客の方々についにこの物語を見ていただくことができるようになり、とてもとてもワクワクしています」とコメントしています。
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