ザ・ビートルズ(The Beatles)が1970年に発表した最後のオリジナル・アルバム『レット・イット・ビー』が、スペシャル・エディションで10月15日(金)に世界同時発売されます。5CD+1Blu-rayのスーパー・デラックスはニュー・ステレオ・ミックスおよび5.1chサラウンド・ミックス、ドルビー・アトモス・ミックスに加え、レコーディング・セッションの過程で残されたアウトテイク、リハーサル・テイク、スタジオ・ジャムの未発表音源などを収録。そのほか2CD、1CDなどさまざまな形態で発売されます。
アルバムのトレーラーと「レット・イット・ビー」(2021ステレオ・ミックス)、「ドント・レット・ミー・ダウン」(ファースト・ルーフトップ・パフォーマンス)、「フォー・ユー・ブルー」(『ゲット・バック』LPミックス)の3曲が公開されています。
ポール・マッカートニーはブックレットの序文に「映画『レット・イット・ビー』のオリジナル版は、ザ・ビートルズの解散と関係していた。だから僕は、かなり悲しい作品だとずっと感じてきた。けれど今回の新しい映画は、メンバー4人のあいだにあった友情と愛情を映し出している。ここには、僕らが一緒に過ごした素晴らしい時間も記録されている。新たにリマスタリングされたアルバム『レット・イット・ビー』と共に、これはあの時代を思い出させてくれる力強い作品となっている。僕が思い出したいザ・ビートルズはこういうザ・ビートルズだった」と記しています。
Photo by Ethan A. Russell ©Apple Corps Ltd.