カナダの映像作家、ポール・サルツマンは失恋の傷を癒すため23歳だった1968年にインドを訪れ、同じくインドを訪れていた
ビートルズと出会いました。彼らとマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのアシュラム(僧院)でともに過ごした8日間を描いたドキュメンタリー映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』が、9月23日(金・祝)より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、東京・池袋シネマ・ロサ、東京・アップリンク吉祥寺、東京・新宿バルト9ほかで順次公開されます。
ビートルズはインド滞在中に、同年11月に発売されることになるアルバム『
ザ・ビートルズ』(通称: ホワイト・アルバム)の楽曲を多く作ったと言われており、映画はサルツマン監督が記録した貴重な写真の数々、当時のビートルズのメンバーのパートナー、
ビーチ・ボーイズの
マイク・ラヴや
ドノヴァン、俳優の
ミア・ファローの姿もとらえながら、ベールに包まれていたインド滞在期のビートルズの素顔と、楽曲制作のプロセスをあきらかにしていきます。
また、インド滞在中に
ジョージ・ハリスンは、「
レディ・マドンナ」のカップリングとしてはじめてシングルに収録された自作曲「ジ・インナー・ライト」を仕上げました。映画では、この曲が初めて披露されたのがマハリシのアシュラムだったとのこと。ムンバイでレコーディングした音源をカセットテープで再生したジョージが、マハリシやメンバーの前でこの曲を歌ったと監督は回想しています。
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『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』2022年9月23日(金・祝)より東京 ヒューマントラストシネマ渋谷、東京 池袋シネマ・ロサ、東京 アップリンク吉祥寺、東京 新宿バルト9ほかで順次公開
mimosafilms.com/beatles配給: ミモザフィルムズ