ASIAN KUNG-FU GENERATIONや
チャットモンチーなどのサポートメンバーとしても知られる“simoryo(シモリョー)”こと下村亮介が率いるバンド、
the chef cooks me(ザ・シェフ・クックス・ミー)が、10月2日(水)に前作『
回転体』以来約6年ぶりとなるオリジナル・アルバム『
Feeling』(CD KSCL-3179 2,545円 + 税)をリリース。そのジャケット・ヴィジュアルが公開されています。
本作は、ライヴでもアンセム的な楽曲となっている「Now's the time」のほか、テレビ大阪 / BSテレ東にて放送の
木竜麻生主演ドラマ「まどろみバーメイド 〜屋台バーで最高の一杯を。〜」のエンディング・テーマ「CP」、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのカヴァーで
後藤正文もヴォーカル参加している「踵で愛を打ち鳴らせ」を含む、全10曲を収録。ジャケット・ヴィジュアルは、CDの盤面が丸見えになっているという大胆なデザインが目を引きます。初回仕様ではブックレットは封入されず、『Feeling』デジタルブックレット特設サイトにて歌詞、写真、クレジット、その他作品のコンセプトを表現したコンテンツを閲覧することが可能に。あわせて、the chef cooks meのTwitter公式アカウント(
@TCCM_OFFICIAL)では、アルバム1曲目の「Now's the time」を皮切りに、各曲の一部が試聴可能な動画を2日おきに順次公開していきます。
また、9月7日(土)よりInterFM897にて自身初のラジオ・レギュラー番組「Just a Feeling」がスタート。下村のルーツとなる音楽遍歴やライフスタイルなどについてのトークや、ゲスト出演も予定されているとのことです。
本作リリースに関して、下村は「前作の回転体のリリースから6年という時間。感覚的には、瞬く間、であった。幸運にも絶えず音楽や何らかの表現をさせてもらえる機会を与えてもらい、それらを通してこそ出会えた人がいて、取るに足らないけどもずっとギュッと抱きしめていたいと思った感触があり、内省の末に巡り合えた自分がいて、それでも忘れられぬような悲しみや出来事があり、世間や社会に対してようやっと芽生えた違和感とか。振り返らずとも満ち満ちている。時にどうしようもなく悪い姿勢でコンピューターやシンセサイザー相手に孤独を紛らせながら、時にこれは奇跡だって思えるような出会いで繋がった仲間たちと言葉に出来ぬような感動で心を震わせながら。奥底から呪いとも言えるような思いで掘り起こした言葉を欠伸のように自然発生された隙だらけの無意識さで発声してみたり。そんな風に記録された音楽にFeelingと名付けた。ノリでも何でも構わないので再生してもらえたら嬉しい」とコメントしています。