兄弟3人からなる英ウェイクフィールド出身のロック・バンド、
クリブス(The Cribs)が、3年ぶりのニュー・アルバム『ナイト・ネットワーク』(CD COOP804CDJ 2,300円 + 税)を11月13日(金)に発表します。ゲストとして、
ソニック・ユースの
リー・ラナルドが参加。映画『
マレフィセント』などに出演しているイギリスの俳優、
サム・ライリーが出演する、1stシングル「Running Into You」のミュージック・ビデオが公開されています。
クリブスは、
スティーヴ・アルビニとともに制作し、トップ・テン・ヒットとなった2017年の前作『
24-7 ロック・スター・シット』を発表後、長年のマネージメントから離れ、レコーディングやツアーができなくなってしまいました。「ある時点では、僕らは実際に起こったことに幻滅していたので、バンドに戻りたいかどうかさえわからなくなってしまった」とギターとヴォーカルを担当するライアンが語るほど停滞した状態でしたが、2018年の夏の終わりに、バンドはマンチェスターのエティハド・スタジアムで行なわれた
フー・ファイターズのショウをサポートし、バンドが直面している事態を
デイヴ・グロールに打ち明けました。そのとき「デイヴは、ビジネスのことはすべて忘れてLAのスタジオでレコードを作りな、と提案した」とライアンは語ります。
バンドは2019年の春に、米ロサンゼルスにあるフー・ファイターズのスタジオ「Studio 606」に赴き、初のセルフ・プロデュースでアルバムをレコーディング。その後、ポートランドのHalfling Studiosで、オーバーダブを行ない完成させました。