ザ・クロマニヨンズの約2年振りの全国ツアー〈ザ・クロマニヨンズ ツアー SIX KICKS ROCK&ROLL〉が、2022年1月24日の東京・Zepp Hanedaよりスタート。

　同ツアーはアルバム『SIX KICKS ROCK&ROLL』を携えての全国ツアーとなり、4月15日（金）の北海道・カナモトホール（札幌市民ホール）までを予定しています。

　ザ・クロマニヨンズは、2021年8月末に始動した2021年の一大プロジェクト「SIX KICKS ROCK&ROLL」と題してシングル（CD、アナログ）を6ヵ月連続でリリースし、8月発売の20thシングル「ドライヴ GO!」を皮切りに、1月19日「ごくつぶし」まで毎月1枚シングル（7inchアナログ＆CD）が発売されるといった企画を実施。そしてこのたび、半年かけて全貌が明らかになったアルバム『SIX KICKS ROCK&ROLL』の楽曲を体感するツアーが始まりました。

　ライヴ当日、スタートを待ちわびるオーディエンスで会場のボルテージが高まる中、メンバーが登場すると場内から大きな拍手が沸き起こりました。歓声は出せない状況ですが、それをも超える爆音ロックンロール・ショーがスタート。ライヴはアルバム『SIX KICKS ROCK&ROLL』の楽曲が次々に演奏されます。

　シングルとして半年かけて発売されてきた楽曲は、リスナーの中で熟成度の高い楽曲となっており、例年の新譜アルバム発売後のライヴとは一味違った熱量が会場からは伝わってきました。

　「今日初めてやる曲がいっぱいあってドキドキしました」と甲本ヒロトが話すように前半は『SIX KICKS ROCK&ROLL』の楽曲を余すことなく披露し、熱気溢れる演奏はどんどん加速。全国ツアーがコロナ禍で実施されず、ライヴで聴く機会が少なかったアルバム『MUD SHAKES』の曲や「暴動チャイル（BO CHILE）」「生きる」「タリホ―」などのシングル曲で一気に駆け抜け約1時間30分、全23曲に及ぶライヴは大盛況に幕を閉じました。

　本公演から全国へ爆音ロックンロール・ショーを届けに旅立つザ・クロマニヨンズ。今後のツアー日程の詳細はオフィシャル・サイトをご確認ください。


写真: 柴田恵理