ザ・キュアー 2003/08/20掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
スリップノットやリンプ・ビズキットを育てたプロデューサー、ロス・ロビンソンのレーベル“IAMレコード”に移籍するという意外な行動に出た、ロバート・スミス率いるバンド
“ザ・キュアー”。しかも、来年リリース予定の新作では、そのロス・ロビンソンがプロデュースを手掛けるそうなんだから、これは驚き。そんな、もう何がなんだか良く分からない状況になってしまっている彼らでありますが、その彼らが過去に発表したシングルのBサイド曲やレア音源などを集めたボックス・セット
『Join The Dots - The B-sides & Rarities Collection』が海外にて10月21日にリリースされることになったそうです。まだ詳しいことは不明ではありますが、CD4枚組というボリューム感から考えても、かなり“濃い”内容となるのは間違いないはず。暗く沈鬱なデビュー時から、力強さやポップ感が加わった妙に明るい最近までの軌跡を振り返るには、シングル曲を集めたベスト盤よりも、むしろこういった作品の方がより深く感じ取れるかと思うので、彼らのファンなら要チェックのほどを。
なお、10月22日には、海外ではすでにリリースされている、DVD『トリロジー - ライヴ・イン・ベルリン』の
日本盤がついにリリースされる予定。(DEBR-14803〜4\5,040(税込)) 今作は、
『ポルノグラフィー』『ディスインテグレーション』『ブラッドフラワーズ』(写真)という、彼らの代表作3枚を全曲曲順通りに演奏した、2002年11月にベルリンにて行われたライヴの模様を収録したもので、その総時間は3時間半を超えるもの。ボーナス映像として、ロバート・スミスのインタビューも収録されているので、ファンはこちらのチェックもお忘れなく。