ザ・ジェフ・ヒーリー・バンド 2008/03/04掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
カナダのブルース・ギタリスト、
ジェフ・ヒーリーが3月2日、癌により死去しました。41歳という若さでした。ヒーリーは1歳で視力を失うも、ギターの腕を磨いて88年に
『シー・ザ・ライト』(写真)でデビュー。ギターを膝の上に置いてプレイするというユニークなスタイルと、本格的かつコンテンポラリーな要素もあるブルース・ロックを聴かせ、瞬く間に人気を得ました。以降も着実に作品をリリースし、ジャズにも傾倒。ラジオDJも務めるなど、活発な活動を行なっていました。しかし昨年、まず肺に、その後は足にも癌が発見されて手術。闘病を経ての永眠となります。
なお、彼は病と闘いながらも音楽活動を継続しており、久々となるブルース・アルバム
『メス・オブ・ブルース』を完成させたばかりでした。そのアルバムは、日本でも3月19日に発売されることになっています。