ムーディー・ブルース(The Moody Blues)が1969年に発表した名盤『子供たちの子供たちの子供たちへ』に、同年12月の伝説的な公演の記録『ザ・ロイヤル・アルバート・ホール・コンサート』全曲、同時期のレア・トラック、リミックス音源などを加えた4CD+Blu-rayのボックス・セット『子供たちの子供たちの子供たちへ/ザ・ロイヤル・アルバート・ホール・コンサート1969』が5月12日(金)に発売されます。このアルバムから、収録曲「ウォッチング・アンド・ウェイティング(2022年リミックス)」が公開中です。
ムーディー・ブルースが1967年から1972年のあいだに発表した7作のアルバムは“コア・セブン”として愛されていますが、『子供たちの子供たちの子供たちへ』はとりわけ評価の高い1作であり、自身のレーベル、スレッショルドからの最初のアルバムとなった記念碑的作品(全英2位、全米14位)。ボックス・セットには同作の最新リマスター・ヴァージョンとリミックス・ヴァージョンを併録し、Blu-rayにはそれらの音源に加え、5.1サラウンド・ミックスも収録されています。
『ザ・ロイヤル・アルバート・ホール・コンサート 1969』には、同年のツアーの目玉として1969年12月12日にロンドンで開催されたロイヤル・アルバート・ホール公演の模様を新規リミックス・ヴァージョンで収録。Blu-rayには5.1サラウンド・ミックスが収録されています。
『子供たちの子供たちの子供たちへ』および『ザ・ロイヤル・アルバート・ホール・コンサート 1969』のリミックス・ヴァージョンは、スティーヴン・W・テイラー(キメラ・アーツ)がオリジナル・マスター・テープから新たに制作しており、最新の24bitデジタル・リマスターはベン・ワイズマン(ブロードレイク・スタジオ)が担当しています。
また、76ページのブックレットにはプロデューサー、マーク・パウエルによる詳細なライナーノーツに加え、各国でリリースされたシングルのアートワーク、当時の広告やツアー・ポスターなどの貴重な資料が掲載されています。