結成から30年余り、単独名義のオリジナル・アルバムとしては不朽の名作
『イルミネーション』 (97年)以来、実に16年ぶりとなる、グラスゴーの至宝、
ザ・パステルズ (The Pastels)の5枚目のオリジナル・アルバムがついに完成! バンドと
ジョン・マッケンタイア のプロデュースにより完成した本作
『スロウ・サミット(Slow Summits)』 は、日本先行で5月22日に発売されます。
本作の録音はグラスゴー、ミックスはシカゴで、いずれもジョン・マッケンタイア(
トータス /
ザ・シー・アンド・ケイク )を迎えて行なわれ、プロデュースもパステルズとマッケンタイアの共同名義となっています。
録音メンバーは、スティーヴン・パステルとカトリーナ・ミッチェルをはじめ、盟友
ティーンエイジ・ファンクラブ のジェラルド・ラブ、
インターナショナル・エアポート のトム・クロスリー、アリソン・ミッチェル、ジョン・ホガーティという6人のコア・メンバーを中心としながら、プロデューサーのマッケンタイアが5曲でドラムを担当しているほか、
ノーマン・ブレイク (ティーンエイジ・ファンクラブ)やオリジナル・メンバーのアギーこと
アナベル・ライト 、
トゥ・ロココ・ロット のメンバーの2人(
ステファン・シュナイダー とロナルド・リポック)、
ビル・ウェルズ 、
テニスコーツ 、
青柳拓次 らもゲスト参加しています!
さらに、同郷の著名な映画音楽作曲家、
クレイグ・アームストロング が1曲(「Kicking Leaves」)でストリング・アレンジを担当。
そして日本盤のみのボーナス・トラックとして、2004年にカトリーナが
カジヒデキ に歌詞提供してヴォーカリストとしても客演した名曲「Illuminum Song」のパステルズ・ヴァージョン、さらに未発表の新曲「Boats」の2曲を収録!
見かけ倒しのスタイルや実験性とは無縁のところで、『イルミネーション』以降のパステルズの歩みが自然な形で反映された、どこまでも優しく穏やかでありながら、無限の奥行きを感じさせる『スロウ・サミット』は、ギター・ポップ・ファン待望の作品の登場といえるでしょう!
写真(c)Blair Young
『Slow Summits』アルバム・トレイラー映像VIDEO
先行シングル「Check My Heart」試聴VIDEO