ザ・ポウジーズ 2011/04/01掲載(Last Update:11/05/30 12:24)
90年代にパワー・ポップ・ブームを牽引し、ビッグ・スター再結成時の正式メンバーに名を連ねるなど、いまや“パワー・ポップ・レジェンド”とも呼べるシアトル・ロック・シーンの至宝、
ザ・ポウジーズ(The Posies)。再始動後2枚目となるアルバム『ブラッド / キャンディー』が
ボーナス・トラック7曲追加の日本盤で4月20日にリリースされることになりました。さらに、約5年ぶりとなる日本公演が決定! 前回は
少年ナイフとの対バンでしたが、今回は待望の単独公演となります!
ポウジーズは、
レノン&
マッカートニーの正統後継者とも謳われる
ケン・ストリングフェロウと
ジョン・オウアを中心に、86年にシアトルで結成。90年にゲフィンからリリースされたセカンド
『ディア23』の上質なソングライティングとエッジの効いたパフォーマンスが評判に。続く
『フロスティング・オン・ザ・ビーター』『アメイジング・ディスグレイス』では、バラエティ豊かな楽曲を揃え、さらなる評価を獲得しました。98年に新機軸を打ち出した『サクセス』をリリースした後は、それぞれソロ活動に専念しバンドとしての活動は休止状況に。ケン・ストリングフェロウは、2001年から2005年まで
R.E.M.のサポート・メンバーとして活動したほか、数えきれないほどのバンドで作品をリリースしてきました。
ポウジーズとしては、2005年に復活作
『エヴリィ・カインド・オブ・ライト』を発表。その後、結成20周年記念ツアーや、盟友
ティーンエイジ・ファンクラブの名盤
『カソリック・エデュケーション』の全曲再現ライヴを行なったりと話題を提供しています。
この度、リリースが決まった最新作『ブラッド / キャンディー』は、前作から5年ぶりとなる通算7作目のスタジオ・アルバムで、バンドによるセルフ・プロデュース。ゲスト・ヴォーカルとして
ブロークン・ソーシャル・シーンのリサ・ロブシンガー、
ストラングラーズのヒュー・コーンウェル、
レターズ・トゥ・クリオのケイ・ハンリーらが参加していることでも話題です。当然ながら、ポップ・センス炸裂、美メロ満載の仕上がりとなっています。
ロック・ファン&ポップス・ファン見逃し厳禁の来日公演は、6月1日に東京・渋谷クラブクアトロで、3日に大阪(会場は後日発表)で行なわれます。期待しましょう!