英エセックスのテクノ・ユニット、
ザ・プロディジー(THE PRODIGY)が、2015年の『
ザ・デイ・イズ・マイ・エネミー』以来約3年ぶりとなるニュー・アルバム『ノー・ツーリスツ』を11月2日(金)にリリース。発売に先駆け、
ロレッタ・ハロウェイのヴォーカルをサンプリングした先行シングル「Need Some1」のミュージック・ビデオが公開されています。
アルバムは、ブレイン的存在のサウンド・クリエーター、リアム・ハウレットが、バンド・メンバーのキース・フリント、マキシムと共に昨年からロンドンのスタジオで制作。ハウレットが“バンド・アルバム”と語る本作には、コラボレーション楽曲の収録が数曲予定されているものの、基本的にはハウレット、フリント、マキシムの3人で作り上げています。ハウレットはアルバムについて「これらの楽曲はライヴのために作られた曲なんだ。ライヴの気持ちや雰囲気を想像して曲を作ってる。その“バズ”がなくならないかぎり俺たちは音楽をやめられないよ」と語っています。
フィリピンのマニラで制作された「Need Some1」MVは、フィリピン出身の映像作家パコ・ラテルタが監督。ハウレットは「ミュージック・ビデオというものは、この“Need Some1”の映像のように、独創性にあふれドキドキするような映像でないとそもそも作る意味がない。いろいろな監督の映像作品を観たけど、パコのスタイルは非常に目立っていた。この映像の暴力的で生々しいスタイルは今までにないものだと思う」とコメントしています。
■2018年11月2日(金)発売
ザ・プロディジー
『ノー・ツーリスツ』
※日本盤詳細は近日発表
※収録曲未定