結成50周年を記念してスタートしたコンサート・ツアー“50 and Counting Tour”で全米各地を賑わせている
ローリング・ストーンズ。平均69歳という年齢もかかわらず連日エネルギッシュなステージを披露、連日変わるセット・リストやゲストも大きな話題となっています。そんな彼らの全カタログが、6月17日、iTunes専用のマスタリングMastered For iTunesにて一斉に発売されました。デビューから現在までの、ストーンズ黄金の歴史をより良いクオリティで楽しむことができます。
併せて、『ROLLING STONES 1963 - 1971』、『THE COMPLETE Collection 1971 - 2013』という、Complete Box2種も同時リリース。ABKCOが原盤を所有する60年代デッカ / ロンドン音源のコレクション『ROLLING STONES 1963 - 1971』は、なぜか現在のCDラインナップからは外されているUKデビュー・アルバム『ザ・ローリング・ストーンズ』と2枚目『ザ・ローリング・ストーンズ No.2』、さらには初期のEP『ザ・ローリング・ストーンズ』『12×5』を含む、すべてUKオリジナル仕様のスタジオ盤11枚をまとめて所収。加えて、代表曲「サティスファクション」や「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「ホンキー・トンク・ウィメン」など、上記のアルバムやEPには未収録のシングル曲、レア曲を収める、『No Stone Unturned, Vol.1』『同Vol.2』と題された、ビートルズで言う『パスト・マスターズ』的な新編集盤もセットされています。
一方の『THE COMPLETE Collection 1971 - 2013』は、ストーンズ自らのレーベルRolling Stones Recordsから発表された1970年代以降のアルバム20タイトルに、昨年リリースの50周年記念ベスト
『GRRR!』のために用意された新曲2曲「ドゥーム・アンド・グルーム」「ワン・モア・ショット」をそれぞれ2ヴァージョンずつ加えたもの。名盤『メイン・ストリートのならず者』と『女たち』は、未発表曲をたっぷり含む“デラックス・エディション”の仕様で収められ、CDにして25枚組+αで¥21,000、アルバム1枚あたり¥840というお買い得なセットになっています。
このあと7月6日には、
ブライアン・ジョーンズ追悼コンサート以来となる44年ぶりのハイド・パーク公演も控えるローリング・ストーンズ。引き続き御大から目を離せそうにありません。