今年8月の
チャーリー・ワッツ訃報を受け、
ジャン=リュック・ゴダール監督が
ザ・ローリング・ストーンズのレコーディング風景を撮影した伝説の音楽ドキュメンタリー『ワン・プラス・ワン』が、12月3日(金)より東京・新宿ピカデリー、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次リバイバル上映が決定。併せて、WEB限定予告と3種のヴィジュアルが公開されています。
バンド黄金期を迎える若き日のローリング・ストーンズ。
ミック・ジャガー、
キース・リチャーズ、
ブライアン・ジョーンズ、チャーリー・ワッツ、
ビル・ワイマン。彼らが試行錯誤しながら音を積み上げていく「
悪魔を憐れむ歌」誕生の瞬間を描いた本作。
この度公開された予告編は、チャーリーがリズムを刻むドラムから始まります。1968年、ロンドン。5月革命のパリを離れ、ロンドンにやってきたヌーヴェルヴァーグを代表するジャン=リュック・ゴダールと、世界最強のロックンロール・バンド、ザ・ローリング・ストーンズ。ストーンズのメンバーが試行錯誤しながら音を重ねていくレコーディング風景と、ブラックパンサーやゴダールのヒロイン、
アンヌ・ヴィアゼムスキーのドキュメンタリーめいたフィクション映像とが交差しながら、ロックンロール史上に輝く名曲「悪魔を憐れむ歌」誕生の過程が捉えられています。
また、本作のヴィジュアル・デザインを手がけた
大島依提亜(『
ミッドサマー』『ジム・ジャームッシュレトロスペクティブ2021』)による新ヴァージョンのヴィジュアルが到着。ストーンズのレコーディング風景とブラックパンサーのカットをあわせたデザインや、当時のゴダールのミューズ、アンヌ・ヴィアゼムスキーにフィーチャーしたヴァージョンなど印象的なシーンが切り取られ、鮮烈なタイポグラフィーにも目がいくデザインとなっています。新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町では、現在、先日公開されたメイン・ヴィジュアルとともに、新ヴィジュアルのポスターも展示されています。
©CUPID Productions Ltd.1970